私は今日も舞う② (ページ16)

今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:255,322 hit

＊ページ16

それからテヒョンさんにリードされながら
撮影を終わらせて、休憩がてら公園に向かう

V「はい」

「…あ、ありがとうございます」

ココアを受け取り2人でブランコに乗ってると

TH「ねね、ピアス赤ちゃんの時に開けたんでしょ？
なんで開けたの？痛くなかったの？」

無言の沈黙が嫌だったのか話しかけてくれた。

「んー…小さすぎてよく覚えてないです。」
TH「普段からあそこに住んでるの？」

「ハワード城ですか？はい、ちゃんと住んでますよ」

TH「…お母さん純韓国人っぽくなかったね」

「はい、韓国とオーストラリアのハーフだから…」

TH「じゃあAは3カ国の血が入ってるってことか…すごいなあ」

「…でもオーストラリア行った時ないから」

横から視線を感じるから反対側を向く

TH「ねえ、こっち見て」

「……むりです」

TH「もう…( 笑 ) どうやって映画撮ったの？」

「お酒飲んでから…でもブラッドリーとは、
撮影前からずっと練習してきたから…」

何も言わなくなったから、振り返ると地面を見てた

「テヒョンさん、？」

TH「……練習、ってなに？」

え

TH「あっちにいる間キスの練習してたってこと、？」

？

「何事も練習しなk「なにそれ」え？」

なんか怒ってる…？

TH「そんな簡単にキスさせんなよ…
体だって見せんな、スカートなんて履くな」

早口でまくし立てられるけど…

「……テヒョンさんがどうしてそこまで？」

テヒョンさんって私の彼氏なの？

TH「…………俺が前、言ったこと覚えてないの？」

え？

「あー、すいません……いつ頃ですか？」

V「1月頃…」

そんな、もう1年以上…

「ごめんなさい、覚えてないです…」

そう言うと額に手を当てて寂しそうに笑ってて
それを見ては、覚えていない自分にイラッとする。

V「…そう、だ…よね」

「はい……あ」

目線の先には小さな子猫。
その奥には段ボールが置いてあった。

V「……捨て猫？」

テヒョンさんと駆け寄ると中にもう二匹入っていて

V「………どうしよう、見て見ぬふり出来ないよね」

ダンボールから出てきて擦り寄ってくる