二世女優とキラキラ王子様【番外編】 (ページ5)

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夜になったから城に映し出されるプロジェクションマッピングを見ることになったんだけど、

メンバーたちと合流することになって

Aちゃんがエルサの声をやった事で計らいがあったのか抽選をしてないのに席に座らせて見せてくれて…

＇ママ！次は何？＇

＇むかしむかし、美しい姉妹がいました。
姉のエルサは不思議な力に不安を感じていたの…＇

アナ雪の番が始まったらみんなAちゃんの方を見てニヤニヤっとした(勿論俺も)

アナが歌ってる時は普通にしてたのに

～ ♪

Let it Goが流れると恥ずかしいのか俯いちゃって

＂エルサだぁ！＂

後ろの席の男の子の声にまで驚いてたから
それが可愛くてぎゅーっと抱きしめる

＇降り始めた雪は足跡消して＇

みんな揃って小声でやっぱ上手いな、BigHitが意地でも譲ってくれない理由がわかるね、なんて言ってるから

「……マトモに見てられん……」

顔を見られたくないからか
俺の胸に顔を押し当てて来た。

HN「AA」

終わったから合図かと思えば

HN『'少しも寒くないわ'、あゃっ、痛い痛い( 笑 )』

Aちゃんの声に合わせてそう言うから殴られてた

「SEVENTEENは意地悪だあ…」

SN「( 笑 ) 恥ずかしがることないよ、最高だもん」

.
.

ショーが終わってお城の近くに連れてきた

SN「ここ通ろう！」

「いいよ。あ、でも手は放す」

SN「なんで…」

寂しくて声が小さくなる俺に

「手繋いでお城の門くぐると別れるんだよ」

そう言うからハッとした。

SN「じゃあこうしよう！」

なら後ろから抱きついてきて歩こう！

「ねえ歩きづらい( 笑 )」

SN「えー、繋いでないからいいでしょ？
ねえね、お城が全部入れるように写真撮ろ？」

「いいよ？」

それから写真を撮るけど暗くてあまり見えなくて
カメラの照明を借りた。( 笑 )

「ホシくんジンクス信じる人？」

SN「うん、Aちゃんも？」

「うん( 笑 )」