私は今日も舞う⑤ (ページ33)

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ただただ近所を徘徊した。

'あれAじゃない？'

一人になったからか明日が来るのが怖くて

'え、Aじゃん！'

'VERA？泣いてない？'

ただただ泣いた。

'え、Aじゃん！どこ行くんだろ…声掛けてみる？'

'やめときなよ…！どうみたって様子おかしいじゃん'

一般の人達にも気を遣われるほど泣いた。

？「あ、Aいた！おい、いたぞ！」

？「マジで！？あ、A！！」

思い切り腕を掴まれて振り返ると

「………こんな冬にどうして汗かいてるの」

ビナとバビオッパがいた。

BI「ジスヌナからAが出てったって聞いた」

BB「TwitterでVERA遭遇って大量に出てきたから…
はあ…はあ…それで仕事後に探して…はあ、しんど、！」

膝に手を置いてるバビオッパ

「……ごめん、まさか2人に迷惑かけてるとは」

BI「いいって、迷惑かけてなんぼだろ…ほら帰るぞ」

！！

「帰らない、今日はホテル泊まる」

BB「………わかった。オッパたちが送ってあげる」

そういう2人はホテルの部屋の目の前まで送ってくれて

「はあ……」

ホテルでお風呂に入りバスローブに着替えると

JS「お、やっほ」

部屋に何故かジスオンニがいた。

「オンニどうしたの？」

JS「んー？ここにいるってバビが教えてくれたから」

「連れ戻しに来たの？」

警戒態勢を取る私に笑ったと思えば

JS「いいや？ここで私もお世話になろうかなあ～って

さあA出てきたし、私もお風呂入ろ～っと」

私の頭を撫でてお風呂に向かったジスオンニ

久しぶりに携帯を開くとチェンからは
【こっちは任せて！】と来てるのに

ラリサは【オンニたちがいないと寂しい…】と
ラリサらしいメッセージが届いてるから

「この子はホントに…( 笑 )」

可愛くて思わず頬が緩む

他にもテヒョンさんからは5分前に
【声聞きたいから電話してもいい？】と来てて…

既読をつけたら画面に表示された'キムテヒョン'の文字

「………もしもし？」

＇A、今どこにいる？＇

……

「作業室です」

＇どうして嘘つくの？今ホテルにいるんでしょ？＇

え

「テヒョンさん、私のストーカーでもしてます？」

思わずそう言えば聞こえてくる笑い声

＇今の時代すぐ出てくるんだよ。泣いたんだって？＇

……