今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,945 hit
小｜中｜大
木島希望 ２ ページ12
お姉さんがいなくなったすぐ後だった。
わたしのはじめて見たライブは、ゲリラライブになった。
「みなさん、お久しぶりです！」
たかみな──そのときはまだ「たかみな」だって知らなかったけど──のあいさつに、みんなが立ち上がった。
「今日は私、らぶたんこと12代目多田愛佳がセンターを務めます！」
その声に、なぜかわたしは胸が熱くなった。
「よろしくお願いします！」
これが──AKB0048。
これしかない。
お姉さんが言っていた、キラキラの、この星のスターになって。
わたしの大好きな、この星を守るためには。
ぜったいに、これしかない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
作品のジャンル：アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜野ユウ | 作成日時：2018年10月15日 22時
