その未来への (ページ45)

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苦みページ45

はぁーとため息をつきガトーショコラを見る。
苦い感じね。笑落ち込んでるって言ってるのにそこに苦いものを選ぶのはさすが親友センサーだな。笑
と思いつつも口に運ぶとやっぱり美味しい。

あー今の私にはピッタリな良い苦さ。
やっぱりゆきはさすがだな。笑

ゆきにも話せたしもう吹っ切れた

確かにテソンさんは気になってたけど彼が本当にD- LITEだったらきっともう会っちゃいけない。
私は一般人だしファンだ。
今日で終わっても良いや。

って思ってカフェラテを飲み干しゆきにアイコンタクトして店を出る。
さっきの面白い顔の男の人はもういなかった。

そして職場に戻る。

あいり「おかえり～」

A「ただいま～」

あいり「ねぇ、今日その格好で行くの？こうゆうの着ていけば？」
と言って指したのはさっき可愛いって思ったニットワンピ

A「いや…可愛いけど私こうゆうの似合わないし…」

あいり「えっ？着たの？着てないでしょ？着てないのになんで似合わないって分かるの？」責めるように言われて困った。

ニットワンピを私の体に合わせて少し下がるあいり。

あいり「いや、似合う！ってか可愛い！！」親指を立ててグーと前に出すあいり。

まぁもう会わないだろうしなんて思われてもいっか
完全に開き直る私。

A「わかったーそれ着てくわ…」
あいりと2人でレジに入りレジ打ってもらう
社員コードを入力すると給料から引かれる様になってるからそのままタグを外し私に「ありがとうございまーす♪」とふざけた様に笑って渡す。
苦笑いで受けりバックヤードに置く。

あいり「えっ着ないの？」と当たり前のように聞いてくる。

いややっぱり恥ずかしいし上がってから着替えようと思ってたんだけど…

あいり「新作だし良いディスプレイになるし今着なよ～！」と言われ

なんか妙に納得してバックヤードに戻り着替える。