その未来への (ページ29)

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報告-テソン- ページ29

午後になりマネヒョンの迎えで会社に向かう。

昨日とは違いとびっきりの笑顔で挨拶をしながら部屋のドアを開ける

二日酔いですって顔に書いてあるジヨンヒョンと楽しそうになんか女の子の話をするスンリ
昨日あの後一緒にクラブ行ったんだな…笑

と思ってると帽子を深くかぶったヨンベ挨拶をしながら入ってくる
僕も元気よく挨拶を返す。

ヨンベ『良いことあったの？』ニヤリとして聞いてくる。

テソン『そうなんですよ！明日ご飯行ってきます！』と答える

良かったな～っと言って肩をポンっとされる

自然と笑みがこぼれたところに

タプ『そんなに俺に会いたかったのか？』
低い声が耳に入る
と思ったらハグ

テソン『おはようございます！嬉しいですよ！』と返す。

タプ『だよな』とだけ言って長椅子に荷物を置きソファに座る。

僕もみんなの元へ。

テソン『彼女、本当に最近ファンになったみたいで…僕がソロやってるのも知らないし日本での活動名しか知らないんです…』

ヨンベ『良かったじゃん！』

テソン『えっなんでですか？悲しいですよ』

ヨンベ『えっだってBIGBANGのテソンとして近付いて来てるわけじゃないんでしょ？ただのテソンとして見てるわけでしょ？』

あっ…そういうことか…
確かに今まではみんな僕の事知ってる人だった
むしろ知らない人は居なかった…
だから知らないって分かった時はショックだった
でもきっと彼女は僕が着飾らなくてもありのままの僕を受け入れてくれる
なんだか急に変な自信が湧いて来た。

僕は張り切ってレコーディング室に向かう。