忘れた事 ページ27
電話を切って余韻に浸ってると
アユ「ん〜〜っ…おはよ」
私は振り向いて
A「ごめんアユ…起こしちゃって…」
アユ「大丈夫だよ〜それより今電話してたのって…」
私はニヤケてアユを見る。
アユ「良かったじゃーん！！！なんだって？」
A「テソンって名前で韓国の人だって！テソンさんもBIGBANG好きでオススメの曲教えてもらった」嬉しそうに言う。
アユ「ふ〜ん、、、えっ？それだけ？？会う約束とかしてないの？」
アユに言われて気が付いた…
そうだ…お礼をしないと…
お礼って言って会いたいだけなんだけど…
A「え〜どーーしよーーーっ！」
頭を抱えて布団にうずくまる。
アユ「もう一回電話すれば良いじゃん」
呆れた様に笑って言う。
A「あっ！そうか！！」と言いながら着信履歴をタップしてかける。
プルルルルップルルルルッ
忙しいかな…？
と思ってたら
テソン「はい テソンです ふふ」
A「あっさっき切ったばっかりなのにすみません！あの…お礼したいので今度良かったら食事でも行きませんか？」
あくまでもお礼を強調した。
テソン「えっ？あっ…嬉しいです。…今日はお仕事なんですよね？明日はどうですか？」
私との会話を覚えててくれて嬉しくなる
まぁ話したのはさっきだから忘れられてたら悲しいけど
A「明日なら休みです。でもお昼は仕事だから20時くらいになっちゃいます…」
というと
テソン「あっ、僕も明日仕事そのくらいになるから大丈夫です。21時にしましょう！お店は僕が予約しておきます！」
と。
私がそれじゃお礼の意味がないと言っても折れてくれないので予約だけしてもらって私がご馳走するという事になり電話を切る。
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作者名：なな | 作成日時：2017年12月21日 16時
