電話 ページ26
ゆっくり寝たいしアユを起こしたら申し訳ないと思ってマナーモードにして寝たから耳元でブーッブーッと機械音だけが聞こえる。
寝ぼけながら手に取ると知らない番号からの着信。
でも名刺に電話番号を書いて渡すからよくある事。
とりあえず寝ぼけながらでると何も言わない…
間違い電話？
A「…ん？あれぇ〜？気のせい…？」
確認する様に言う。
すると
「あっ！もしもし 朝からごめんなさい。寝てました？」と片言の日本語。そしてこの声。
一瞬でハッとしてガバっと起き上がる。
A「…！え！？あっ！！！だ、大丈夫です！」と勢いよく答えた。
良かったと言って名前を覚えてもらった。
後韓国の人だって事も分かった。
なんかテンション上がって最近BIGBANGが好きな事話した。
やっぱり母国だし人気はすごいみたいで彼も好きだと分かった。
A「私は今のところMY HEVEANとHaruHaruが好きです！他もすごいいい曲ばっかですけどね！」と言うと
テソン「あー良いですね、でも僕の一番はナルバキスンかなぁ…」と言う。
聞いた事ない…
A「えっ聞いたことないです…ずっと聞いてるけど同じアルバムしか聞いてなくて…笑 今度聞いてみます！」と答える。
男子スタッフに借りたアルバムは3枚組で2枚目と3枚目は全くみたことないタイトルだったから聞かなかった…
これじゃ好きとは言えないな…
今日帰ったら聞こう。
と心の中で反省。
テソン「そうですか、でも嬉しいです。良い曲なんで聞いてみてください！」言う。
自然と彼の笑顔が浮かぶ。
ん？でも嬉しいって？？
まぁ自分の母国のスターだもんね、好きになってもらったら嬉しいか…
なんか本当に心が綺麗な人だなぁ…
なんてほのぼの思ってると
テソン「あっ今日は仕事ですか？」
と聞かれそうですと答えると
テソン「そうですか…じゃぁまたすぐに電話しますね！」と言って
A「待ってます♪」といって電話を切る。
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作者名：なな | 作成日時：2017年12月21日 16時
