君に999本のひまわりを【五条悟】

43本目 ページ45

夢主side






硝「生きてほしい？私たちだけにか？
葵も一緒にその未来を生きないのか？
諦めてたら終わりだぞ」






『そうだけどね。でも私できない。
完璧な治療処置は初代当主・日向葵が調べた二つだけだと思う。その二つを私はできない』





硝「・・・延命処置もやるつもりがないんだろ。
つまり半年しか生きるつもりがないんだろ」






『うん、ごめんね。こんな苦しみを悟に与えたくないし、そもそも悟は別に私のこと好きじゃないだろうしね』






硝「は？」






『え？』






硝「葵、マジかよ」






『え、なにが』






硝「鈍すぎるだろ。
五条があんなに露骨なのに気づいてなかったのか」






『・・・え？なにに？』






硝「五条、葵のこと好きだぞ。
勝手にバラすのもアレかと思ったがま、いいだろ」






『え、ええええ！！！！』






硝子に何か言いたくて口を動かすが、驚きすぎて声が出ずはくはくと口をさせることしかできない。






悟が？






あまりの事実にボケーっとしていると硝子が真面目な顔で話しかけてきた。






硝「葵、私はお前に生きて欲しい。大事な友達だ。
でも葵自信がやりたくない方法ならやらなくていいと思う。死んでほしいと言ってるわけじゃない。
でもさっき五条たちに言った言葉は本心なんだろ。
痛くて辛くて希望もないって。
葵は優しいから誰であれ巻き込めないってわかってる。
他の方法は全力で探すが現実的なことを言わせて貰えば見つからないだろ。
100年お前の家の人間が調べて何も出なかったんだから。
そうなったとき葵はどうする」







『私は＿＿＿＿＿＿＿』














更新サボっててすみません、sakuraです。

続編行くかも的なこと言ってましたが続編行かせず、何とか意地でも完結させます。

ので最後までよろしくお願いします。

書こうかなと思っていた分は番外編にして書くかもしれません。←有言不行の人間がなに言うとん

ちょっと登録者増えてて嬉しいです！

こんな作者ですが最後までよろしくお願いします。

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