20本目 ページ22
Noside
触れた途端、綺麗に咲き誇っていた白銀の百合はみるみるうちに枯れていき、漂っていた匂いが消えた。
少女は力を感じていた。
少女は力によって一級術師まで昇り詰め、当主になり、家の権力は飛ぶ鳥も落とす勢いで強くなった。
少女は交渉術も世渡りも上手かった。
一時は祟りとやらに怯えたが半年経っても何もなかった。
少女は安堵していた。
これは元から自分に宿っていた力だったのだと思うことにした。
老人が言っていたことは全て言い伝えの嘘であり、神秘的な思いをしたことで力が開けたのだと考えたのだ。
しかし少女に異変が起こった。
花の出来事があって6ヶ月。
自分の体に紫色の花が咲いていたのだ。
左の腰に綺麗に咲いているユキワリソウ。
ー祟りは触れた者を貪り喰らうー
少女は老人の言葉を思い出し血の気が引いた。
ユキワリソウの花言葉:「自信」
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sakura(プロフ) - ナミさん» 面白いと言っていただけて嬉しいです!すみませんがまだ完結ではないです!あと2話ほどあるのですがリアルが忙しく更新できていません。大変申し訳ないです。更新頑張るので最後まで読んでくださると幸いですm(__)m (2023年4月25日 21時) (レス) id: a3c54e5b97 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白いです!泣けてきました😭 質問ですが…,これって完結ですか?続きますか? (2023年3月24日 23時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - あやのすけさん» コメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!更新頑張りますo(`^´*) (2022年9月4日 9時) (レス) id: a3c54e5b97 (このIDを非表示/違反報告)
あやのすけ(プロフ) - 初めまして。とても面白くて更新が待ち遠しいです!陰ながら応援しております! (2022年9月4日 0時) (レス) @page16 id: dd85cdea1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sakura | 作成日時:2022年8月27日 20時