16本目 ページ18
傑side
彼女は私を部屋に引き込んですぐに鍵をかけた。
気まずい沈黙が流れた後、私は彼女を責めるように問い詰めてしまった。
彼女は悲しそうに微笑んだ後、上がって?と一言声をかけてくれた。
クローゼットを開けたかと思えばタオルを脱ぎ捨てるから驚いた。
行動もそうだがその身体に。
想像を絶する数の花が咲き誇っていた。
彼女は私たちの前で決してはだけたことがなかったのはこれのせいなのか。
Tシャツを着た彼女は私にお茶を出してくれた。
ベットに腰掛けた彼女は顔をわずかに歪めた後、苦しそうな笑みを浮かべて言った。
『あのね、すごく長い話になるんだけど聞いてくれる?』
彼女の話は想像を絶するものだった。
私は知ってしまった。
彼女の笑みの下に隠れていた苦しみを。
彼女の家の秘密を。
そして彼女に残された時間がわずかであると。
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sakura(プロフ) - ナミさん» 面白いと言っていただけて嬉しいです!すみませんがまだ完結ではないです!あと2話ほどあるのですがリアルが忙しく更新できていません。大変申し訳ないです。更新頑張るので最後まで読んでくださると幸いですm(__)m (2023年4月25日 21時) (レス) id: a3c54e5b97 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白いです!泣けてきました😭 質問ですが…,これって完結ですか?続きますか? (2023年3月24日 23時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - あやのすけさん» コメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!更新頑張りますo(`^´*) (2022年9月4日 9時) (レス) id: a3c54e5b97 (このIDを非表示/違反報告)
あやのすけ(プロフ) - 初めまして。とても面白くて更新が待ち遠しいです!陰ながら応援しております! (2022年9月4日 0時) (レス) @page16 id: dd85cdea1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sakura | 作成日時:2022年8月27日 20時