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小屋にいた女性 ページ23

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目覚めるとそこは…辺り一面、雪景色。


しかし、彼女は思念状態。

寒さを感じる体ではない。






Aの周りには、術に必要だった書物などが全て散らばっていた。

つまり幽霊屋敷には、彼女の体以外は何もないということだ。






「あのー!」

『…?』



Aは後ろから聞こえた女性の声に振り返った。





「そんなところにいたら、寒いでしょう!?
こちらに来られてくださいな!」



小さな小屋から顔を覗かせている女性が手招きをしていた。





『…よかった…』


彼女は小さくそう呟いた。






『…いいんですかー!?』


「はーい!どうぞ!」





−−−−−





コトッ



「はい、どうぞ。
温かいお茶です」



その女性は柔らかく微笑み、Aもつられて微笑んだ。




『ありがとうございます』

「あんなところで何をしていらしたんですか?」



『…』


Aがなんと答えようか迷っていると…




「あの…あなたは…
幽霊とか…妖のような存在でいらっしゃいますか?」


『…えぇ、まぁ』


「そうなんですか…」



幽霊や妖は、自分がどのようにしてそうなったのか、自分がどんな存在だったのかを忘れてしまっている者も少なくない。

それがわかっていたため、その女性はAにそれ以上の追求はしなかった。





「…実は、妾もそうで…!
あ、自己紹介がまだでしたね!


妾…山吹乙女といいます」




.

名付け→←"思念"と"時空"



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怜。(プロフ) - ユキにゃさん» こちらも読んでいただいたんですね!ありがとうございます!感情移入していただけたようでめっちゃ嬉しいです!ありがとうございます!よかったら今後ともよろしくお願いします! (7月19日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
ユキにゃ(プロフ) - 呪術の方を先に読んでしまい完全に読む順番間違えました笑 それにしてもこちらの作品も素晴らしい文才力ですね!ラストめっちゃ号泣しました黒田坊の想いがめっちゃ伝わってきた…😭主人公ちゃんと幸せになってほしかった…でも番外編で生存ルートが読めてよかった (7月19日 14時) (レス) id: 0ca6f61909 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - ツバキさん» コメントありがとうございます!!そんなことを言っていただけるなんて!めちゃくちゃ嬉しいです!!ありがとうございました! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 死ぬほど泣きましたありがとうございました最高です (2022年4月18日 9時) (レス) @page39 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 紫音七都さん» コメントありがとうございます!表現の仕方を気に入って頂けるのはすごく嬉しいです!今後もよろしくお願いします! (2021年11月10日 23時) (レス) id: 0029dd2ea6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月9日 15時

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