七海建人の限界オタクは呪霊操術師に恋される 2【呪術廻戦 / 夏油傑 / 七海建人】

やっぱ無理 ページ10

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Aside







暫くして正気を取り戻した私は、硝子に状況を問い詰められた。




「それはまぁ…随分と面白い状況だね」

『え、いやいや、無理無理無理無理、助けて、硝子！』


「うーん、無理だね。
盲目になった男たちは止められない」

『えーー！！』




なんというこっちゃ！！

無理だって、マジで！！


まだ手が震えてる。

イケメンにキスされたと思ったらなに？

最推しにキスされ、




『だぁぁぁあーーーーーー！！！』




無理！！無理すぎて死ぬ！！



私はベッドに飛び込んで暴れまくった。



自分でもうそろそろ落ち着いたかな？と思って起き上がってみても、



『ムリーーーーー！！！』




てか、なんぞや！？

なんで、私なんぞにキス？

私なんかモブだろ！？

いや、モブにしてはちょっとやりすぎかもしれんけど、モブだろ！？



暴れ足りない、というか、もう、なにか、してないと、落ち着かない、


任務入れるか、


よし、任務入れよう！！入れまくろう！！


てか、やるべきことまだ残ってるやん！！！


双子ちゃんたち救出！！と盤星教の殲滅！！




それだけを考える…それだけを…




よし、いいぞ、いいぞ、落ち着いてきたぞー…




『ふぅーーー…』




いや、やっぱ無理！！！



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