好きなのか? 夏油side ページ46
.
夏油side
「「「「「…」」」」」
「傑?」
悟の頭の上にハテナが舞っている。
「チッ」
「オイ、今舌打ちした?表出るか?ん?」
…やはり、私たちでは、使えなさそうだ。
なんで悟たちは思い出さないんだ。
Aの名前を出しても、カードを見せてもAを思い出さない悟たちに腹が立った。
…いや、わかってる。
その分、Aの"Forget"が強いんだろう。
だが、私と七海はきっかけがなくとも喪失感でいっぱいだった。
何か思い出せる条件があるとかか…?
…私と七海の共通点ってなんだ…?
そのとき、
___…七海、凛に何したんだい?
___さぁ?貴方が怒れる立場ですかね…?
___…まさか、さっきの見て
あのときのことを思い出した。
私と七海の共通点。
それはAに恋愛的に好意があること…か。
「はー…」
「夏油さん…私たちではやはり使えないようですね…」
私は七海のことをジッと見つめた。
「…な、なんですか」
「…1つ確認したい事がある」
「…はい」
「七海はAが好きなのか…?」
「…っ!!
…え、えぇ、まぁそうですが、」と七海は私に何か言いたげに見て、少し口角を上げた。
「…!今、笑ったのか?」
「…ふっ、別にもう、夏油さんの邪魔したりしませんよ」
「は…?」
「夏油さん、Aさんが関わると子どもみたいですね」
「…うるさい」
一体、なんなんだ…
.
そこにあったもの 夏油side→←生存の可能性 夏油side
233人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
怜。(プロフ) - 優生さん» ありがとうございます!😭がんばります! (4月17日 21時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
優生(プロフ) - 応援してます、頑張ってください (4月17日 21時) (レス) @page40 id: 5de943fe2a (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - たむ。さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 麻衣さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みづきさん» 👍コメントありがとうございます😭そう言っていただけるとすごく力になります! (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怜。 | 作成日時:2024年3月17日 18時