七海建人の限界オタクは呪霊操術師に恋される 2【呪術廻戦 / 夏油傑 / 七海建人】

意味がわからない ページ31

.
Aside
 

 
 
 
 
「■■■■？
 (この2人が一連の事件の原因ですよね？)」





その瞬間、私の頬が引き攣った。



 
『…違いますよ』
 


 
本当は村の人間にもバレないように密かに二人を救出して、密かに呪霊祓って(私の実力で祓えたら)から傑に伝えようと思っていた。
 
私一人で無理だったら、傑に手伝ってもらわないとなぁとは思っていたけど、先に二人を救出することで、この煩わしい会話を傑に経験させないようにしようって。
 
 
 

 
「■■■■！！
(この2人は頭がおかしい。不思議な力で村人を度々襲うのです！)」
 
『…っそれはなにを根拠に？』
 



 
わかる。わかるわ、傑。
 
胸糞悪くて、



 

 
「■■■■！
(私の孫もこの2人に殺されかけたことがあります。)」
 
「それはあっちが…！」
 
「■■■■！！
(黙りなさい！化け物め！)」



 
それはあっちが…ってことは、相手が先に二人を侮辱して、もしかしたらその時に呪術を使ってしまったのかもしれない。
 

でも、そんなの正当防衛だろうが。
 


 
「■■■■！！
(あなた達の親もそうだった)」

「■■■■！！
(やはり赤子のうちに殺しておくべきだった。)」
 
 
「っ！！…ﾁｯ」





嫌なこと思い出すわ…

こういう奴らがいるから呪霊や呪詛師が生まれるんだよ。
 


いかんいかん、冷静に、



『っふー…』
 
 

 

「■■■■
(盤星教の名のもとにこの2人を、この化け物どもを殺せねばなりません)」
 


『っ！！』
 
 

そのとき、体がゾクリと震えた。




今、なんて…？
 
盤星教…？意味がわからない。
 
盤星教は純粋な天元様を崇拝するっていう宗教じゃ…？
 
 



『盤星教…ですか？』




声も震えていた。




 
「■■■■
(えぇ、色々言い伝えはあるのですが、化け物は殺さねばなりません)」
 

 
 
盤星教の名が歪曲して伝わっている感じか…？
 

化け物は殺せねばなりません…？
 


怒りで体温が上がって、息も上がって、平静を保とうとするのに必死だった。





 
『二人が本当に化け物なら…ね』
 
「■■■■
(なんですと！この2人が事件の原因なのですぞ！)」
 
 
『だあから、違うって言ってんでしょうが！
話通じねえな。
2人はこの村で起こっている神隠しや変死の原因ではない。原因は別にある。
ここまで丁寧に言って理解できない！？』
 
 
「■■、
(うるさい！だから盤星教のもとでは、
 



ﾋｭﾝ
 
 
＿＿＿”Kill”

 

 『…え』



.
 

今何した→←■■県■■市（旧■■村）

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