■■県■■市(旧■■村) ページ30
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Aside
私が訪れたそこは、■■県■■市(旧■■村)
やっぱり呪霊がいるからなのか不穏な空気が漂っていた。
よし…!とそこに足を踏み入れようとしたとき、傑から電話がかかってきた。
『…?
どうした?』
「いや、新しく任務受けたから…一緒にどうかと…思って」
『…』
…まさか、この件?
『…どんな任務?』
「村の神隠し、変死の原因の呪霊を祓うっていう…」
やっぱ、この件かも…
『あ、あのさ、低級の呪霊の祓伐が終わって、■■らへんにいるんやけどさ、その任務はどのへん?』(嘘やけど)
「ちょうどその辺だよ」
『分かった!じゃあこの辺で待ってるな!』
「了解、また連絡する」
ごめん、傑。
私、全然言うこと聞かない人間みたい。
任務を依頼が入ったのはつい先ほどだとわかった。
ここまでは最短でも1時間はかかる。
傑が到着するまでに、呪霊祓伐まではいかなくても、双子ちゃんは救出した方がいいだろう。
『よし』とこの村落内に足を踏み入れた時、後ろから声をかけられた。
「■■(お待ちしておりました)」
『…っ!』
「■■?(不思議なことに関する専門の方ですよね?)」
は…?
私は今”Hide”を使っておけばよかったと思った。
恐らくこれからそちらに向かいます。などといった連絡がここに来ているかもしれないが、そこには担当者の名前が入っているはず。
つまり、夏油傑の名前が。
傑は女の名前ではないだろうと考えるのが普通なのに、何故私だと?
それにここに入った瞬間だ。
しかも正面から入ったわけでもない。
…気味が悪いな。
『……えぇまぁ、そうですが…』
「■■(ご案内します)」
話し方も…
気持ち悪い。
私は、あの檻の前に案内された。
『っ、』
2人は漫画で見るよりもずっと痛々しくて、自身の拳に力が入ったのがわかった。
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怜。(プロフ) - 優生さん» ありがとうございます!😭がんばります! (4月17日 21時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
優生(プロフ) - 応援してます、頑張ってください (4月17日 21時) (レス) @page40 id: 5de943fe2a (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - たむ。さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 麻衣さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みづきさん» 👍コメントありがとうございます😭そう言っていただけるとすごく力になります! (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2024年3月17日 18時