七海建人の限界オタクは呪霊操術師に恋される 2【呪術廻戦 / 夏油傑 / 七海建人】

ふざけるな ページ19

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(以下メール要約)
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私たちは、息子がいなくなってまず村の警察に相談した。

だが、取り合ってくれなかった。


意味がわからない。
実際にいなくなっているというのに、なぜ動いてくれない？


怒りでおかしくなりそうだった。


その後すぐに私たちは、県警に伝えた。

村の警察が動いてくれないなら、さらに大きい括りの人たちに言うまで。


県警は動いてくれるそうだ、よかった。




でも、その翌日。

通りがかった近所の村人にこう言われた。


"この村から子どもがいなくなるのは名誉なことなんだ。

ちゃんと4人献上された。あと1人だ。

子どもが毎年5人献上されることでこの村の安全が保障されている。

だから、騒ぐな。大人しくしていればなんの問題もない。

全く、外部から引っ越してきた子どもが献上されなければ、今までバレることもなかったのに。"




私たちは訳がわからなかった。

なんだ、その言い分は。問題ない？


問題だらけだ。私たちの子どもがいなくなっているんだぞ。


しかも、5人子どもを献上？一体誰に？

生きた人間を献上だなんてあっていいわけがない。



誰がそんなふざけたことを抜かしているんだ。

そいつが私たちの子どもを奪ったんだな？会わせろ。



そして…この後、その奴に会いに行くため、村人たちに聞いて回ろうと思う。

だけど、この村人たちはおかしい。

危険かもしれない。


だからもし私たちに何かあれば、すぐに逃げてくれ、この村から逃げてくれ。



−−−−−





「そのように、書かれていました」

『っ、』


「毎年子どもを5人献上してこの村の安全を保つ…そういう考え、宗教のようなものがこの村に根付いているようなんです。

夫はこの村の出身なので信用できません。

だから、私と息子はこの後逃げるつもりでした。


あなたがきたので今はこうなっていますが…」




私は今この瞬間、彼女と彼女の息子に"Hide"と"Protect"をかけた。



は…？宗教…？


私は腸が煮えくりかえりそうだった。


言葉が出ない。



しかも、もうすでに子どもが4人いなくなってるだって？




ふざけるな。



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