七海建人の限界オタクは呪霊操術師に恋される 2【呪術廻戦 / 夏油傑 / 七海建人】

必然的にアレもPert1 ページ12

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Aside





補助監督さんに車の中でタブレットを渡され、内容を説明されたが、案の定、あの村の件ではなかった。




○○村…

ある小学生が行方不明になり、その両親が県警に相談して、その件が露呈。

子どもの誘拐事件として捜査開始。

だが、後に、その両親の遺体が発見される。

状況証拠的には自 殺…心中のようだが、他殺の線もあると県警は考え、この村に常駐して殺人事件の捜査も始めた。

だが、その常駐を始めた数人の刑事がまた変死を遂げたため、高専に依頼がきた…


…という流れ。




『これ…結構人死んでるけど…ほんとに3級案件…？』



私は小さく呟いた。


誰かについてきてもらった方がよかったかな…


傑とか…



『っだぁ！！』

「！？」



びっくりさせてごめん、補助監督さん。



でも、なんで、傑を思い出す…！？

傑を思い出したら、必然的にアレも…




『っだぁ！！』

「！？」

『ごめんなさい』




落ち着けー…私。



『ふーー…』




今は集中しないと。


まず、もしかしたら生きてるかもしれない子ども探しからだな。



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