大事な話 夏油side ページ1
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夏油side
あれは一体どういうことだったのだろう。
あの任務は二級案件だったはずだ。
だったら、あの二人でなんの問題もない。
Aはまさかあれが一級案件だと知っていたのか…?
じゃないとあんな行動をとった説明がつかない。
ならばどうやって知った?
Aの術式は特殊だ。
私たちが知らない術式があるということも…
いずれにしてもAが苦しむのは二度と見たくない。
「A…ちょっといいかな?」
『うん?いいよ。
あ、そうそう、私も傑に用があったんだった』
「用?」
『うん』
いや、ちょっと待て。
Aの私に対する用は後の方がいい。
また誤魔化される。
「それは、あとでもいいかい?
Aに大事な話があるんだ」
『…大事な話?』
…
私たちは場所を変えた。
『それで…大事な話って…?』
「……どうして君は…七海と灰原の任務が一級案件だって知っていたんだい?」
『…へ?』
これは、このことを聞かれるとは思ってなかった顔だ。
目を泳がせて動揺している。
『えっと…その』
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怜。(プロフ) - 優生さん» ありがとうございます!😭がんばります! (4月17日 21時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
優生(プロフ) - 応援してます、頑張ってください (4月17日 21時) (レス) @page40 id: 5de943fe2a (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - たむ。さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 麻衣さん» 👍ありがとうございます😭 (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みづきさん» 👍コメントありがとうございます😭そう言っていただけるとすごく力になります! (4月15日 11時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2024年3月17日 18時