番外編 慰労会�� ページ38
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Aside
…彼は、本当に美しい人だと思った。
格好良くて美しくて、心臓の音が脳まで鳴り響いて…
そんなときだった。
悟はごめんと言って、わたしに背を向けた。
『…え？』
なにが、ごめんなんだろう…
なんで、離れていくんだろう…
悟の背を見ながら、わたしはショックを受けていた。
変な動悸がする。
苦しい。
どうしよう。
そのとき、ポンと肩に誰かの手が触れた。
「A…」
『野薔薇…』
「なんて顔してるのよ」
『だって…』
「大丈夫よ。
周り見てみなさい？」
『え？』
周りを見渡すと、わたしと野薔薇以外誰も動かず、声も出さず、こちらを見ている状況だった。
『これは…？』
「あんたたちに見惚れてたのよ、みんな。
そして、あの不器用目隠し男は、あんただけに見惚れてた」
『！？』
「大方、ドキドキしすぎてしんどくて…って感じね。
だから、大丈夫よ」
『そっ、か…』
もしそうだとしたら、わたしと同じだ。
でも…
「追いかけたら？」
『…いいのかな？』
「なんで？」
『だって、あんな綺麗な人の隣に立ってもいいのかって』
すると、野薔薇は呆れたような表情になった。
『…？』
「あのねぇ、たぶんそれあの男もあんたにそう思ってるわよ」
『えぇ！？』
「それに、この場にいる全員が、五条悟の隣に立てるのはAだけだと思ったし、Aの隣に立てるのは五条悟だけだと思ったはずよ」
そのとき、背後から足音がした。
「釘崎の言う通りだ、A」
『…っ！…恵…』
「俺もそう思う！めちゃくちゃお似合いだった！」
「うん、僕も。
そうなって当たり前、そうならなきゃおかしいって感じがするよ」
悠仁と順平はそう言って、ニコッと微笑んだ。
『っ！！』
「ねぇ、A」
『…ん？』
「変化していったら？」
そう言って野薔薇は少し口角を上げた。
『っ！』
「そうすれば、五条悟もなんで着物があの色なのかって痛いほどわかると思うのよね」
野薔薇はそう言って、ウインクをした。
「それに、A自身も少し強気でいけるでしょ？」
『ふふっ、たしかに…
…そうするよ』
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます！そちらのボードの方に返事送りました！ボード返事待ってます！ (1月1日 20時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私でよければ！ (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです！ (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年11月3日 23時
