番外編 慰労会�� ページ33
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釘崎side
『慰労会？』
「そうなのよ。
色々とひと段落したからって」
『へぇ…』と、興味がないのか視線を下げるA
「…」
こうやってみると、Aの感情の変化が目に見えてわかりやすくなっていることに気づく。
それは、素直に嬉しい。
だけど、Aには単純にこの慰労会を楽しんでもらいたいのよね。
渋谷の件において、Aは功績を残したから。
犠牲者がこんなに少なく済んだのは確実にAのおかげだろう。
「…で、呪術師集まってドレスコードも決めて立食パーティーみたいなのをするみたい」
『そんな盛大にやるんだ』
「そうなの、京都校も呼ぶんだって」
『ふーん…』
…
まぁ、ドレスコードといっても、いつもと違う格好ならなんでもという超適当なもの。
でも、だからこそAを着飾らせる絶好の機会だ。
だけど、Aは自分が着飾ることに無関心なのよね。
わかるわよ。だって着飾らなくともAは可愛いし綺麗だから。
わかってはいるけど、どうしたら、興味を向けさせることができるのか…
『野薔薇？』
「…うん？」
『いや、なんか考え込んでるみたいだったから』
「あー、いや、」
ちょっと待てよ？
もう直球で聞いてみるか？
「ねぇ、なんでAってこういう自分を着飾れる機会にあんまり興味示さないの？」
『え！？…そうかな？自覚してなかったかも……』
「目隠し先生に可愛いとかって思われたくない？」
『っ！！』
…え？
目を泳がせて俯いて顔を真っ赤にしたA
え？え？
かわーーーーー！！！
こんなA初めて見た！！
『そりゃ、そう思う…』
Aは尻すぼみにそう呟いた。
自分の口角が自然と上がるのがわかる。
「…じゃあ、この機会に目隠し先生もっとメロメロにさせちゃいましょ」
Aは小動物のように小さく頷いた。
『……ん』
はーーー！！かわーーー！！
こんなん目隠し先生が見たら卒倒するんじゃないかしら。
「…さっ！買い物行くわよ、A」
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます！そちらのボードの方に返事送りました！ボード返事待ってます！ (1月1日 20時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私でよければ！ (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです！ (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年11月3日 23時
