番外編 婚約者事変�� ページ32
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五条side
僅かにAの呪力が感じられた直後だった。
真上から女神が舞い降りたのは。
「A…！」
『悟！』
『「っ！！」』
Aはちょうど僕の腕に落ちてきた。
僕は彼女をしっかり支えた。
もちろん、落とすわけはない。
『悟…ありがと』
「うん…もちろん。
だけど、ごめんね、こっちから何もできなかった…」
すると、Aはううんと首を横に振り、手を僕があげたネックレスに添えた。
「…？」
『悟からもらったネックレスが道標になったの』
「…っ！！」
…これが、"Aが現在持っているものの中でこちらと強い繋がりがあるもの"
僕は彼女にあのタイミングでこれを渡していて、心底よかったと思った。
『だから、悟のおかげ』
そう言って微笑むAが無性に愛おしくなって、思わず抱きしめた。
−−−−−
「おいおい、どこに逃げんだぁ？ん？」
野薔薇の声が聞こえた方向を僕らはパッと振り向いた。
その女が逃げようとしているところを、みんなが囲っているところだった。
「A、五条先生…俺らが後始末するんで、気にしないでください」
恵が低い声でそう言った。
あんな怒ってる恵…初めて見るかも。
そのとき、ｸﾞｫｧｧｧｧｧｱｧｧｱｱｱｱと水鯆の地響きのような鳴き声が響き渡り、そして、その女目掛けて口を開けて進んだ。
「ﾋｨｨｲ…」
その時点でその女は恐怖で立ち上がれなくなっていた。
直後、水鯆は口を閉じた。
その女の眼前で。
その女は気絶した。
「五条悟、A連れてどっかいけ」
脹相がこちらを横目で見ながらそう言った。
「わかった、A行こう」
『え？あ、うん』
その女がどうなったかなんて、僕たちにはあずかり知らぬところ。
−−−−−
作者から
番外編 婚約者事変はこれにて終了です！
こんな長くなるとは！笑
楽しんでいただけましたでしょうか！
よかったら感想いただけると嬉しいです！
番外編はリクエストもいただいておりますし、まだ書こうと思っているので、また暫く気長にお待ちください！
よろしくお願いします！
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます！そちらのボードの方に返事送りました！ボード返事待ってます！ (1月1日 20時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私でよければ！ (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです！ (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年11月3日 23時
