番外編 婚約者事変�� ページ24
.
…
…あ。
違う。
…僕はAを困らせたいわけじゃない。
そういえば…
Aは前に、僕の下の名前呼ぶことさえハードル高いって言ってた…
こうやって困らせて、僕のことが嫌になることの方がよっぽど、僕にとっては辛い。
それに、こんなこと聞くなんて、なんかすごいメンヘラみたいだ。
僕は小さく自嘲した。
「…っいや、やっぱりなんでもないよ！冗談！」
僕は無理矢理口角を上げた。
Aはそんな僕のことをジッと見つめた。
真っ直ぐに澄んだ瞳で。
「っ、」
僕は…Aのこういう瞳は苦手だ。
いや…苦手というかとにかく平常心でいられなくなる。
すると、Aは僕から目を逸らして視線を落とした。
『…正直、わからない』
「…な、なにが？」
『悟が言う"僕のどこが"の話』
「っ！！」
『ほんとにいつのまにかって感じだった』
「いつのまにか…？」
『そう…
先生の目見てると、自分のこと見透かされてるような感じがして、妙に落ち着かなくて…』
僕と、同じだ…
僕もAに対してそんな感じ…
『でも……なんていうのかな、それはそうなんだけど、信頼できるっていうのか…全身を預けられるって言うのか…』
すると、Aは僕の肩に頭を乗せてきた。
「…ぇ」
『こうやってしたいって思うのは悟だけだし、なんか"好き"って言葉だけじゃ言い表せられないのかも』
「…っ、」
Aが僕のことが好きだって…
それどころかそれだけじゃ言い表せられないって…
…なんて、殺し文句だよ。
「ほんっとに…
A…僕のことを誘惑するの上手いね…」
僕は彼女の頸に手を回して、クイっと引き寄せ、優しく唇を合わせた。
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マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。有難うございます！そちらのボードの方に返事送りました！ボード返事待ってます！ (1月1日 20時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！私でよければ！ (1月1日 20時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 怜。さん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています (1月1日 18時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - みちゃきさん» コメントありがとうございます😭嬉しいです！ (12月11日 13時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
みちゃき(プロフ) - 番外編のお話楽しく読ませて頂きました。 (12月11日 8時) (レス) id: 11e4934a1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年11月3日 23時
