大好き 最終話 * ページ44
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Aside
でもね…七海…
私、貴方に触れられる資格ないと思うの…
私は、私の頬を挟む彼の両手をスッと下ろした。
『私、汚いよ…』
「汚い…?なにがですか」
『だって、色んなやつに抱かれ「…!…はぁ」
……なんでため息…』
「貴女は私の愛がそんなものだと思ってるんですか」
『え…?』
「貴女のこと、汚いなんて思いません。
綺麗です…貴女は綺麗なんです。
貴女は一生懸命に生きてきただけなんです。
それでも、貴女が自分が汚いと言うのなら、私が全部塗りつぶして愛しますよ」
『…!
ふ、うぅーー…っ泣かす気か…』
「ふっ、泣いてください」
彼はそう言って私の頭をぽんと撫でた。
…
『ねぇ七海、あのさ…ちょっとぎゅってしてほしい…』
私がそう言って手を伸ばすと、七海は少しだけ目を見開いた。
だけど、すぐに微笑んで、
「勿論です…」
ギシッと音を立ててシングルベッドに二人で横になった。
『私ね…七海のこと大好き…ほんとに好きなの…』
「…っ、私の方が」
涙が止まらない。
七海のことが大好きで愛してて、好きって言うたびにさらに涙腺が刺激される。
『大好きなの、七海…』
「私も愛してます…Aさん」
七海が私をぎゅっと抱きしめてくれて、厚い胸板とその温もりに安心した。
『七海、あったかい…』
「貴女も…っあたたかいです…」
七海の声が震えてた気がした。
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怜。(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» コメントありがとうございます!そんなふうに言っていただけるのすごく嬉しいです! (11月29日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - サイコーすぎて泣いた…… (11月29日 8時) (レス) @page47 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 真さん» コメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです😭😭無事に完結できました!ありがとうございます! (8月21日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
真(プロフ) - これからの更新が楽しみで仕方ないです!!!!!これからも頑張って下さい!!!! (8月21日 1時) (レス) @page46 id: dec522902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2023年8月2日 23時