数年ぶりの七海 * ページ21
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Aside
七海の姿を見たのは数年ぶりだった。
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気晴らしに、せめて綺麗な空気を吸いたくて散歩していたとき、懐かしい気配がした。
物陰から様子を伺うと、
あぁ…七海だ…
七海が一級か特級レベルの呪霊と戦っている。
助けに入らないと…
だが、その間にも七海がその呪霊を追い詰め、満身創痍のそいつは地下に逃げ込んだ。
ふふ、さすが七海だね…
と思うと同時に、私の中に黒い何かが広がるのを感じた。
もちろん、七海に対してじゃない。
あの呪霊に対してだ。
『…』
あいつ…七海に怪我負わせたよね…
私は地下に降りた。
すぐに壁にもたれかかっている呪霊を見つけ、顔を覗き込む。
『やぁ、君、死ぬ覚悟はできた?』
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怜。(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» コメントありがとうございます!そんなふうに言っていただけるのすごく嬉しいです! (11月29日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - サイコーすぎて泣いた…… (11月29日 8時) (レス) @page47 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 真さん» コメントありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです😭😭無事に完結できました!ありがとうございます! (8月21日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
真(プロフ) - これからの更新が楽しみで仕方ないです!!!!!これからも頑張って下さい!!!! (8月21日 1時) (レス) @page46 id: dec522902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2023年8月2日 23時