彼女が僕につかせた嘘 五条side ページ16
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五条side
僕は廊下に出て、ある場所に向かった。
「んで？これでよかったの？A」
隠れていたAがひよっこり顔を出す。
『ん、ありがと』
「A、オマエ何考えてんの？
僕にこんな嘘吐かせてまで、七海怒らせて傷つける必要あった？」
結果として、僕とAは寝ていない。
Aがこの嘘をつくように僕に言ってきたんだ。
『いや、私がもっとクズな方がいいかなって』
「はぁ？お前そんなやつだったっけ？」
僕が知ってるAは、まぁ確かにめちゃくちゃ色気あったけど、もっと純粋なやつだった。
「…てかさ一、お陰で僕までクズ認定されたんじゃないの？」
『あ、それはごめん。
だけど、悟もともとそんな感じじゃん』
「ちっげーよ！
それは昔の話！今は一途ですぅ！」
『ヘーーそ一なんだ一一』
「棒読みっ！」
『んじゃ、私はこれで』
そう言って、僕に背中を向けた。
「おい！ちょっとまて！」
僕は、後ろからAの腕を引っ張った。
『…なに？』
「…お前さ、結婚してから旦那と七海以外の男と寝たことあんの？」
『あるよ、何度も』
「っ！？」
彼女の瞳が一瞬揺れた。
なんだ？この拭えない違和感。
『じゃあ、もう行くね』
いつのまにか、Aは、僕から離れて廊下の先を歩いていた。
「おい！A！これ、貸し1だからな！」
すると振り返り、軽く手をあげた。
『了解』
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怜。(プロフ) - コーンクリームコロッケさん» コメントありがとうございます！そんなふうに言っていただけるのすごく嬉しいです！ (11月29日 23時) (
レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - サイコーすぎて泣いた…… (11月29日 8時) (レス) @page47 id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 真さん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです😭😭無事に完結できました！ありがとうございます！ (8月21日 23時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
真(プロフ) - これからの更新が楽しみで仕方ないです！！！！！これからも頑張って下さい！！！！ (8月21日 1時) (レス) @page46 id: dec522902b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2023年8月2日 23時
