重い空気 伏黒side ページ7
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伏黒side
…なんだ、この空気。
ミーティングのため集まったはいいものの…
隣にいることが多いAと釘崎は物理的に離れてる上に、妙にぎごちない。
「ところでさ、順平一人で大丈夫かなぁ。
絶対こっちの方が気が楽だよなぁ…」
虎杖がその空気をぶった斬った。
おい、わかんねぇのか、この空気。
「…あ、あぁ、さっきの一年か。
人数の関係で今回は京都校として参加するんだっけか」
『さすがに8人対6人は無理がありましたかね…』
そう言って苦笑いをするA
この雰囲気からして釘崎が一方的に怒ってる感じか?
「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよとかわけわからんこと言ってたぞ、悟」
「しゃけ」
「…」
釘崎は何も言わねぇ…こわ
「で?どうするよ。団体戦形式はまぁ予想通りとして、メンバーが増えちまった。作戦変更か?時間ねーぞ」
「おかか」
「そりゃ悠仁次第だろ。なにができるんだ?」
「殴る蹴る」
「そういうの間に合ってんだよなぁ…」
「そいつが死んでる間何してたかは知りませんが、東京校京都校、全員呪力なしで闘い合ったら虎杖が勝ちます」
「ほぉ…」
そのとき、禪院先輩がなにか思いついたように言った。
「じゃあ、A」
『…!はい』
「お前は索敵に徹しろ。
上にバレねぇ方がいいんだろ?」
『そう…ですね。わかりました』
そう言ったAは、一瞬釘崎の方を見て、目を伏せた。
やっぱ、元気ねぇな…A
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そのあと、作戦の調整をして、一旦解散することになった。
と、同時に、俺はほぼ無意識にAの腕を掴んでいた。
『え?』
「A、来い。
話がある」
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怜。(プロフ) - きょさん» コメントありがとうございます!あれ?書いてるはずです…更新されてないんですかね…? (1月12日 12時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
きょ - あの面白いんです!けどオチとかを目次に書いてたら分かりやすいです!もし書いてあったらすみません🙇 (1月12日 6時) (レス) @page36 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!本当に本当に励みになります😭 (5月8日 19時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても面白いです。更新待ってます (5月7日 20時) (レス) @page26 id: b6e4e5edf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2022年11月2日 23時