検索窓
今日:26 hit、昨日:10 hit、合計:64,585 hit

仲間だと隠して 伏黒side ページ32

.
伏黒side






俺は何を見ているんだ?





Aのまわりに迸る呪力が、

この世のものとは思えないほど綺麗だって。





こんなときに不相応なことを思った。






同時に、



この人の隣に似合うのはあの最強だけだ、



とも思った。









「…真希さん、狗巻先輩!この間に逃げましょう」


「っえ…?
あ、そうだな、つーか、あれ誰なんだよ」


「こんぶ…!」






これはAがくれた時間だ。


俺らの仲間だと隠してまで。








「いいから…!はやく…!」






「ちょっと待て。
これは逃げるべきなのか?」



東堂がそう言った。







「どういう意味だ…!」


「あの女の呪霊は特級だ。
つまり特級が2体も来ている。
こいつらが戦ったらこのあたりはひとたまりもねぇ。
どちらかを退けて、この呪霊同士の戦いを避けさせるべきなんじゃねぇのか?」




「東堂が言うことも一理あるかもしれないが、ここは伏黒くんの言う通り、逃げたほうがいい。
そして、教員と連絡をとるべきだ」


「加茂…俺に命令すんな」


「命令ではない、提案だ」






『そんなごちゃごちゃ言っている暇があったら逃げるべきだと思うがな』






いつのまにか東堂の背後にいたAは東堂を吹っ飛ばした。


十時の方向に。




俺たちは、東堂を追いかけた。












すると、そこには虎杖と釘崎、パンダ先輩がいた。

やはり、合流しろというAの意図通りだったってわけだ。




.

孤高の存在 花御side→←知ってる声 伏黒side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
647人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

怜。(プロフ) - きょさん» コメントありがとうございます!あれ?書いてるはずです…更新されてないんですかね…? (1月12日 12時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
きょ - あの面白いんです!けどオチとかを目次に書いてたら分かりやすいです!もし書いてあったらすみません🙇 (1月12日 6時) (レス) @page36 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!本当に本当に励みになります😭 (5月8日 19時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いです。更新待ってます (5月7日 20時) (レス) @page26 id: b6e4e5edf5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:怜。 | 作成日時:2022年11月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。