呪術の世界に女神が舞い降りた。4【呪術廻戦】【ぬらりひょんの孫】

警報　加茂side ページ19

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加茂side






奴良A


彼女はいったい何者なのか。




東堂からはなにも聞いていないが、真依からは東堂を止めるほどの実力の持ち主だと聞いている。









「…真依に何をした」



『ただ首トンってやって意識失ってもらっただけ。

…でも、バレちゃったから、どこか別のところに行くしかないね』




「どういう意味だ…？」




『それは…』




奴良Aが何かを言いかけた時、





「お前！奴良A！！
交流会でやり合うって覚えてるよなぁ！！」


「おい…！東堂」





『…覚えてるけど、もうちょっと後でいい？』


「は…？」



『ちょっと彼女寝かせてくるからさ』








そう言った奴良Aはこちらに視線を向けて一瞬目を見開いた…


…ような気がした。





ゾクリと背中に何かが駆け上がった感覚がしたと思った時には、彼女はもういなかった。






いつのまに…





脳が、警報を鳴らしている。



危険…


…虎杖よりもずっと。









ちょっと待て…


何故、京都校全員揃っている中で真依を狙う…？


はじめは、普通、単独行動から狙いそうなもの…






「…！」


西宮は…






「あの…加茂先輩」


「…なんだ、三輪」


「西宮先輩に連絡してもいいですか…？
なんだか嫌な予感がして…」


「あぁ…」






三輪が慌てながら西宮に電話をかけた。






「もしもし…！三輪です！西宮先ぱ、…！？」



三輪が急に脱力した。




「「っ！！！」」




メカ丸がすぐに支えたが、三輪は…






「寝ていル…」





「なに…？」



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