降りたが最後 * / 西宮side ページ16
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Aside
ふと上空に違和感があって、パッと見上げた。
『っ!』
あれは…ほうき…?
ほうきを持っていたのは…
三年の西宮桃だったかな。
索敵要因か…あの人にもバレないようにしないと。
また、わたしはそちらの方向に圧を込めた。
−−−−−
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西宮side
電話を切ったあと、背中がぞくりとした。
まるで呪霊と遭遇したときみたいに。
その方向を見ても空からでは何も見えない。
相手の作戦?
でも、全員揃っているはず。
そこからはもう呪術師の本能みたいなものだった。
スーッと降りていって様子を確認する。
だけど、誰もいない。
「なんだったの…?」
そのとき、また背中がぞくりとした。
『…降りてきちゃだめじゃないですか』
その艶のある声が背後から聞こえた瞬間、首に衝撃が走って、私の視界は真っ暗になった。
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怜。(プロフ) - きょさん» コメントありがとうございます!あれ?書いてるはずです…更新されてないんですかね…? (1月12日 12時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
きょ - あの面白いんです!けどオチとかを目次に書いてたら分かりやすいです!もし書いてあったらすみません🙇 (1月12日 6時) (レス) @page36 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!本当に本当に励みになります😭 (5月8日 19時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
凛 - とても面白いです。更新待ってます (5月7日 20時) (レス) @page26 id: b6e4e5edf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2022年11月2日 23時