呪術の世界に女神が舞い降りた。【呪術廻戦】【ぬらりひょんの孫】

ぬらりひょんの孫　五条side ページ8

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五条side







妖怪…つまり、特級仮想怨霊…

やはり、そうか…





「そっか…
じゃあ…なんの妖怪なの？」





『…………なんの……』



彼女は少し考えるような表情を見せて言った。






『…ぬらりひょんって知っているか？』


「ぬらりひょん？あのぬらりくらりしてるっていう？」


『あぁ』






え？うそでしょ？

いつか見た妖怪の一覧みたいなやつに載ってたひょろひょろのおじいちゃんだよね？





『…どうかしたか？』

「あ、いや、イメージ違いすぎない？と思って」




『…？』


「ぬらりひょんって、ひょろひょろのおじいちゃんで、頭が長い奴じゃないの？」




僕がそう言うと驚いたように目を見開き、軽く吹き出した。




『ふっ、あながち間違いじゃあない。

祖父がそんな感じだった』


「え？待って待って。
祖父とは」


『祖父は祖父だが…？』


「いや、そうじゃなくて…」




『…？…あぁ…そういうことか…

祖父が純血のぬらりひょんで、私はぬらりひょんと人間のクォーターだ』





「…え」



つまり…人間と呪いが交わったということ？

しかも二世代に渡って？





「マジでか…」





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