失言 天元side ページ28
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天元side
Aが急にムッとした顔になった。
あれ…?今、俺なんか失言した…?
お前は初めてだろうし……
お前"は"…
「あ!
…いや、えっと…!」
ムッとしていたAが大きくため息を吐いた。
『はぁ…やっぱり、天元は初めてではないんだ…』
「…!」
やっぱりって…知ってた…のか?
俺はごくりと息を飲んだ。
『なんとなく、勘付いてた…』
「そう、か…
あ!でも、もちろん、お前と恋仲になる何年も前の話で…!」
『誰と、したの…?』
「っ!…えっと…それ、は…」
『雛鶴…?』
「っ!!」
『まさか、あの三人とも?』
「え!?」
『それとも、三人以外の人とも…?』
「いや、それは違う!
あの三人は……そう、だけど、最後までは雛鶴としかしてない…」
俺が尻すぼみにそう言うと、ムッとしていたAの顔が悲しそうな顔になった。
「あ!ごめん!ごめん、A!」
俺はAの小さい顔を両手で包み込んで、目線を合わせた。
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怜。(プロフ) - えなさん» 友人の方にお薦めいただけるとは!!こちらも感動しております!今後ともよろしくお願いいたします! (9月1日 1時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - えなさん» コメントありがとうございます!全然読みにくくなんてありません!感想を細かくいただけることが作者としては本当に嬉しいです!感想のコメントは長ければ長いほど嬉しいですのでこちらこそありがとうございます! (9月1日 1時) (レス) id: 65413915ce (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - これも含めて7個もコメントしてしまって長ったらしく本当にすみません😂 最高の作品ありがとうございました!作者様のこれからの執筆活動も応援しております!!それと周りの鬼滅好きの子にこちらの作品を派手に勧めておきます!!💎✨ (9月1日 0時) (レス) id: e79cecb8f8 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 会ったのは久しぶりです!!このような素敵なお話を書いてくださった作者様に感謝と尊敬を抱いております...!本当に本当にありがとうございました!!そうだ伝え忘れていましたが、キャラクターの口調の再現もとても上手でそれぞれが話し声が頭に浮かんできました! (9月1日 0時) (レス) id: e79cecb8f8 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - すぐ作者様にお伝えしたくて、あと余韻が残りまくりで興奮しているのもあり長文で読みにくい文章になってしまってすみません!また宇髄さんを供給したくなったときにこのお話を再度読めるようにお気に入りに追加させていただきました!こんなに読んで満たされた小説に出 (9月1日 0時) (レス) id: e79cecb8f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜。 | 作成日時:2021年7月20日 21時