長引いた任務 ＊ ページ15
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Aside
私は、鬼殺隊の任務で○○村を訪れていた。
任務内容は、この地に蔓延る鬼の殱滅。
街中に人間に化けて潜むもの。
村の外の森にいるが夜になれば、姿を現すもの。
地面の中に隠れているもの。
それぞれの異能により隠れ方も様々だ。
だが、その数が異常に多い。
実状は定かではないが、恐らく稀血が多いのだろうと予想している。
.
『皆さん、もうすぐ日が落ちますので、中に入っていてください』
そう言って私は、村の方達を広い公共施設の中に入るよう促した。
所謂、避難所のような場所だ。
彼らはすんなり私の指示を聞いてくれる。
最初は不思議に思ったが、この村には鬼の伝承が根強く受け継がれているらしく、納得した。
「Aさん、いつもありがとうございます。
今夜もよろしくお願い致します…！
私にできることがあったらなんでも言ってくださいね！！」
そう言って、ぐっと握りこぶしをつくる彼女は、村長の娘さん。
活発で聡明で、気遣いができるいい子だ。
最初に私がここに来た時、出迎えてくれたのも彼女だった。
私がここで滞在している間、仲良くしてもらっている。
『…ありがとう。
今夜も、守りきりますね』
.
.
私はその施設の近くで、感覚を研ぎ澄まし、待機する。
こうやって、村の方達を一箇所に集まらせているのは、守りやすくするためだ。
この村には、約五百人の村人がいる。
私はこの身ひとつで、彼ら全員を守らなければならない。
無駄な被害が出ないように、私の滞在している間は、日が落ちる直前から夜が明けた後まで、この施設にいるように伝えていた。
今日はここを訪れて七日目。
だが本来、この任務は五日以内の予定だった。
普通の鬼討伐任務は一日二日で終わることが多いので、五日でも十分に長いと言えるだろう。
私は、村人が全員施設内に入ったことを確認し、その屋根の上に移動した。
.
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怜。(プロフ) - Ach1ch1さん» こちらこそありがとうございます！ (2021年10月5日 13時) (
レス) id: 0029dd2ea6 (このIDを非表示/違反報告)
Ach1ch1(プロフ) - ありがとうございます(^^) (2021年10月5日 8時) (レス) id: 7c41a08aa3 (このIDを非表示/違反報告)
Ach1ch1(プロフ) - 白い世界へのパスワードを教えていただきたいです。 (2021年10月4日 20時) (レス) id: 7c41a08aa3 (このIDを非表示/違反報告)
怜。(プロフ) - 有紀さん» 白い世界へのパスワードをお伝えしていたのですが、コメント欄にてそのパスワードが誰でも見れる状態が続いていたので、消させていただきました…！すみません！もし確認されていないようであれば、もう一度お伝えいただけると幸いです！ (2021年9月21日 23時) (レス) id: 0029dd2ea6 (このIDを非表示/違反報告)
有紀(プロフ) - 初コメがこれで失礼いたします。白い世界のお話を読みたいのでパスワードを教えて欲しいです！よろしくお願いします！ (2021年8月30日 19時) (レス) id: 6e9316e3b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜。 | 作成日時：2020年6月26日 15時
