私を拾ったのは.........[浦島坂田船] (ページ8)

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買い物ページ8

みんなで二駅先のショッピングモールに来た。

私の日用品を買うためだ。

まず、服屋さんに向かった。

いろんなジャンルの服が置いてるし〇むらみたいな感じのとこ。

どれにしようかな、と迷っていると、うらたさんに呼ばれた。

「これ、着てみて」

そう言って手渡されたのは緑のセーター。

冬だし、こういうのがあるといいかな。

試着室に入って、セーターを着る。

あったかい。

『着てみました…ってなんですかその服の山は』

志麻さん、坂田さん、センラさん、そしてうらたさんが選んだ服がテーブルの上に置いてある。

「お、可愛いじゃん、緑。じゃあ次ね」

「うらたさん、何言っちょるんや。次は俺やで」

志麻さんが選んでいたのは、肩出しの紫色のロンＴ。

『…こういうの着たことないです…。はじめてです』

少し恥ずかしい。

「ええやん！めっちゃ可愛ええで！」

「次俺な！これ！」

坂田さんが選んだのは、赤いニットのワンピース。

正直いって、こういうのが好みだ。

『…これ、私好きですよ！着やすいし』

「そっか。なら、これ買おか」

「最後は俺ですよ。これも着やすいんとちゃいます？」

ジーパンと黄色のパーカー。

ラフな格好で着やすいかも。

『…おぉー』

「お！おぉ！それも買ってくるわ！」

はやくない？ねえはやくない？