私を拾ったのは.........[浦島坂田船] (ページ11) - 小説

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帰り道ページ11

「あーっ、楽しかった」

『志麻さんがまだ笑ってますよ』

「くっはwww」

「もう1時間くらい笑ってるなぁ」

「まーしぃのせいで俺も笑えてきたwww」

周りの人から白い目で見られてるよ、私たち。

『っ！？』

一筋、冷たい視線が突き刺さった気がした。

つららがまるごと刺さったみたいな、冷たい。

「A？どうした？」

『あっ、なんでもないですなんでもない！』

なんだったんだろ。

気にしないでいっか。

私を突き刺した視線の持ち主は、私の知らないところで呟いていた。

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作者名：ゆん。 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年11月12日 21時