王様ゲーム ―再生―

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no side









亜「……おい！お前ら！」


亜「寄って集って人のことボコすなんて、最低だな！」


臣「おいお前、先輩に対する態度弁えろよ」


亜「そっちこそ、人としての態度弁えたらどうですか」


玲「っ……」








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涼太が激しく暴行されているところを見て


亜嵐が声を上げる









それでも暴行は止まることはなく


むしろ激化していく









さらにAの要求も








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『え、めんどくさ。萩花、あいつにも送ってやって』


萩「無理…無理……ねぇ、あんた、知ってるんだよね？それでそんなこと言ってんの？」


『早く。あんたが死ぬかもしれないんだよ？』


萩「私は人のこと殺すなんてでかない、無理よ！」









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そういって萩花は携帯を叩き割った


画面が割れて携帯が動かなくなる









Aは一瞬驚いた表情をしたが


すぐに嘲笑うような目で萩花を見た








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『あーあー。自分から死ぬようなことしちゃった。じゃあ北人でもいいや。あの2人にメール送ってあげて』


北「俺、あの、もう送りました、」


『誰に！』


北「ら、ランダムで出たメアドに、2人……」


『ったく、使えないなぁ！』









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涼太を暴行している周りを見ると


2人の女子生徒が横たわっているのが見えた









暴行に気を取られてみんな彼女たちに気づいていない


あれは多分


るりとゆずきだ









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亜「おい、涼太息してない」


『は？』


亜「……お前らが殺したんだぞ」


臣「嘘だろ」









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亜嵐は涼太の身体を抱き起こして言った


しかし涼太は気を失っているだけで息はしていた









亜嵐の機転を利かせた嘘だった









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『なーんだ、もっと派手に死んでくれたらよかったのに』


亜「お前な……！」









萩「携帯、壊しちゃった、どうしよう、ねぇ、新しいの買ったら大丈夫だよね？ねぇ！」


『うるさいっ。自業自得よ』


萩「携帯直して！誰か！」









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一方萩花の方は


携帯を壊して罰を受けるということに気づき


気が動転しているようだった








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