王様ゲーム ―再生―

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涼太side








「片寄くんどこから来たの？」


「前何部だった？」


「趣味は？何が好きとかある？」


「かっこいいね〜！」









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昼休み


男女問わず周りに人がよってきて俺を質問攻めにした









適当に答えていくうちに


こんな質問までされた








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『涼太くん、彼女いたの？』


萩「なに？狙ってんの？」


『ばっ、そんなこと！』









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彼女…俺が殺した


この人に似てるあの子









この子を見てるとAを思いだす


同じ名前、同じ容姿









なんて厄介……









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涼「彼女、いたよ」


「てことはもう別れちゃったの？」


涼「うん…。死んじゃったんだ」









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________________________俺が殺した


なんて言えないから









周りのみんなは一気にしゅんとして


あ、なんか空気悪くしちゃったかな









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涼「でも、もう落ち着いたし、大丈夫だよ！うん！」


『…なんか変なこと聞いてごめんね』


涼「大丈夫だから笑 知らなかったんだししょうがないよ」


亜「なんか辛いことあったら言えよ。話くらい聞くからさ」


涼「ありがとう亜嵐くん笑」









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王様ゲームの最後


俺は「王様ゲームを続ける」を選んだ









だからきっと


また俺の周りを巻き込んで王様ゲームが始まる









いつ始まるかはわからないけど


俺はもう絶対負けない









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みんなの意思を受け継いで


王様に勝つ








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