僕らのマネヒョンは訳ありバーテンダー (ページ42)

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Aside

『ディノや…』

DN「はぁはぁ…ごめんなさい」

『喋らない。自分がこうなったら、心配する人が居るってわかってるだろ』

DN「………」(ｺｸｺｸ

『だけど、ヒョン達に迷惑かけられないって思ってるんだろ。だけど、お前がそうやって倒れたほうが迷惑だから…』

『はい。これポカリ飲め。そんで、これ保冷剤。首と脇に置いとけ。体温高いからこれで下げて』

DN「ヒョン。ありがとうございます」

『ん。ゆっくり休めよ。無理すんな』

と言って部屋を出ようとしたら

DN「ヒョン………」

と弱った声で言ったし、

何しろ服の袖を掴んでたから

『………お前が寝るまで一緒に居るから』

明日までに帰れるかな？

終電いつまでだっけ？

片方の手でディノをトントンしながら、
もう片方の手で、スマホで終電の時間を調べていた

一応ジウにカトクしとくか

Aジウや～既読

ジウどうしたの?

A明日もしかしたら行けないかも。メンバーの一人が倒れて、助っ人で行かなくちゃ行けなくて……

ジウえ?大丈夫なの?そのメンバーさん

Aうん。まぁ大丈夫だった。今日中までに帰ろうとは思ってるけど、終電逃したらって所既読

Aごめん。せっかくの休みなのに既読

ジウ大丈夫だよ。終電急がなくても、明日来れなくてもいいから。気を付けて帰って来てね

Aありがとうジウや。ごめんね。夜遅くに…おやすみ既読

ジウおつかれ。おやすみA