溢れ出した愛の先… 【黄】

クリスマス ページ31

パンパンっとツリーの短冊に手を合わせる七花


Aはそれを後ろから困ったように眺めてる




…なんで？


なんでツリーに短冊書いて柏手しとるん！？


クリスマスは七夕ちゃうぞ！！？？



とか思うけど何が欲しいか聞き出せる自信はないからまぁええか。




淳太「なぁ、なんで七花短冊飾っとるん？」


「七夕と混ざってるとか？」


淳太「なんで柏手しとるん？」


「神社でお願いするときするから？」



クエスチョンマークしか浮かばん俺らに気付かんのか無視しとるんかわからんけど今度はAに大きめの靴下を強請る七花



「どのくらいの大きさ？」


七花「んっとね、こーーーーんぐらい」



めいいっぱい手を広げて背伸びをしとる



いや、どんだけでかいん？


一体なにが欲しいんや



臨機応変型のAもポカーンってなっとるやん



Aが頑張って相手しとる間に短冊をみると
上手くはないけど努力を感じる文字で書かれたお願い事




ほぉ…



これは絶対叶えたらな

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