溢れ出した愛の先… 【黄】 (ページ11)

今日:5 hit、昨日:20 hit、合計:46,269 hit

少クラページ11

今日は少クラの撮影日

七花を連れて楽屋に入ると…

照史「あれ？今日Aちゃんおやすみデーやったっけ？」

第一声がこれ

淳太「七花がどうしても行くってきかんくて…
しょうがないから連れてきた」

なんでか知らんけど今日七花は俺にべったり

朝もイタズラせんかったしご飯もいつもはAの隣やのに今日は俺の隣やったり…

家を出ようとした時も珍しく「ヤダッ」って
言い張るから仕方なしに連れてきた

照史「ほぉん…
七花、一緒に出るか？」

七花「ほんま！？」

淳太「絶対ダメや」

大毅「ええやん。おもろそう」

流星「おれ、出れるか確認してくるわ」

淳太「ぜっったいダメや！」

おれの言葉も聞かず楽屋を出ていった流星

智洋「ほんま、過保護やねぇ」

淳太「うるっさいわ！」

流星「オッケーやって」

確認はや！普段からそんぐらいで行動せい！

七花「ぱぱぁ、ダメなん？」

メンバーだけやなくて七花まで乗り気なん！？

崇裕「AちゃんがOKすればええんちゃう？」

望「それええな！淳太早よ電話し！」

淳太「ちょ、待ってや…」

急かされるから少し吃っていると望に携帯奪われて返された時にはもうコール中

『もしもし？どうしたの？』

淳太「あ、あのさ七花が…」

七花「まま、七花てれび出ていいーー？」

突然耳元で七花のハイトーンボイスが聞こえて振り返ると濱ちゃんが七花を抱き上げてた

七花の小さい手に携帯を渡すと両手で持って携帯に話しかける

『テレビ？』

七花「おん！
あっくんがね、いっしょに出よーって！」

『うーん…
七花、パパ達がお仕事行っちゃって、寂しくなったらじゃ、ダメかな？』

Aはそこまで乗り気やないみたい

七花「ダメなの！
七花ぱぱのカッコいいとこいっつもてれびでしか見てないんやもん！
それに七花もぱぱとおんなじことしたい！」

…普段の俺はカッコ良くないと？

『、そっか、テレビのパパカッコいいもんね。
パパが良いよって言ったら出ても良いよ
でも、迷惑はかけちゃダメだからね』

七花「うん！」

流石に切り方は知らないので濱ちゃんが切って渡してくれた

七花「ぱぱ、七花ちゃんと良い子にしとるから
ぱぱに着いてってもええ？」

娘に真剣な顔されたら断れるもんも断れへんわ

淳太「…ええ子にしとるなら、ええよ」

七花「ほんま！？やったぁ！」

崇裕「良かったなぁ、七花」

七花「おん！」