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翌日、壮大くんが振り付けについて詳しく話していく。
一つ一つの振り付けに意味が込められていて、やっぱり壮大くんに任せてよかったと思えるようなものだった。
ちょっと前に日高さんとの面談で言われたこと、
｢Aは歌もダンスもバランスよく、パフォーマンス中も崩れることは無いんだよね。｣
｢それでもAが1位をとれていないのは、A自身の輝きが足りないからだと思ってる。｣
｢Aはよく感じてると思うけど、ここにはもう簡単に言うとすごい人しか集まっていないわけで、｣
｢Aはチームを輝かせるのは得意であっても、そのチームの中で更に輝く存在であるかと言われると...そうでは無いと僕は感じています。｣
｢まぁ、例えばAのパフォーマンスを見た人がが、すごく良かったけど何がすごかったのかは言えなくなる感じ。｣
｢グループだけでなく個人としても輝けるようになって欲しいと思ってます。｣
『It’s not too late Never too late to start 逃げやしないさ』
｢さっきも言ったでしょ。｣
｢ちゃんとマイクに声入れなさいよ。｣
『はいっ。』
『その炎を燃やせ』
｢あら、いいじゃない。｣
｢ねぇ、すごい変わったでしょ？｣
｢うん、俺もびっくりしちゃった。｣
｢今のちゃんと撮ったかしら？｣
そして、審査前日。
決して優しいとは言えないような練習もあっという間に過ぎ、とうとうやってきたかと期待で胸が膨らむ。
『今までの成長を感じられるパフォーマンスになると思います。』
『俺がこのオーディションに参加して、ここに居ることが間違いではないのだということを明日、証明してきます。』
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りこ(プロフ) - 続き待ってます！！ (11月29日 23時) (
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作者名：ayu | 作成日時：2022年11月19日 20時
