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「Aってさ、大阪出身だよね?」


夕食時、俺が大きな口でご飯を食べたのと同時に隣の舜斗が俺の方を向いた。
一旦舜斗にちょっと待ってと手のひらを向けて、ご飯を飲み込む。


『うん、大阪だけど?』


「いや、Aから関西弁聞いたことないなって。」


「確かに!」


俺に飛びついてきた廉くんは、なんで?なんで?と子供のように聞いてくる。


舜斗の言う通り俺が関西弁を使うことはほぼなかった。


『まぁ、大した理由じゃないけど。』

『単純に標準語の方がかっこいいって思って、』

『それから関西弁使わないように意識してたからかな。』


「ふーん。」


聞いといてその反応は…なんて頬杖をついている舜斗に向かって叫びたかったが、薄っぺらい理由を答えてしまった俺にも多少非があるなと思い口を噤んだ。


「じゃあ、なんでやねんって言ってみて!」


『なんでやねん。』


「うわぁー!やば!」


こっちはこっちでオーバーすぎるリアクションの廉くん。
舜斗と廉くんって正反対な2人だけど、意外といいペアかもなんて1人で考えてくふくふと笑う。


1人で笑う俺を見て2人が若干引いていることを知るのは、目の前を翔太くんが通った後のこと。

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りこ(プロフ) - 続き待ってます!! (11月29日 23時) (レス) @page16 id: c4c1d5cc21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayu | 作成日時:2022年11月19日 20時

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