第419話．安否 ページ39
続くよ影山side
思わずスマホを投げそうになれば宮さんに奪われた。
侑「ｯ、あああああああ！！飛雄くん出たで！？繋がった！！」
宮さんはそう叫ぶと、スマホを俺に渡してきた。
無事だった。
…………よかった。
ホッとしつつも勝手に切んじゃねぇ！と怒れば切られたんだと言い返してくるA。
そして＿＿＿＿＿微かに聞こえた男の声。
影「………誰といんだ」
(え、ぁ、えと…「なぁ、飛雄くんスピーカーにしてーな。俺もAちゃん？と話したい」
……だれ……？)
影「ちょ、宮さん、駄目ですって…っ、宮さん！」
侑「もしもしAちゃん？俺、稲荷崎高校の宮 侑いいます。よろしくー」
(よ、よろしくお願いします……？)
侑「飛雄くん、Aちゃんとの通話が切れた瞬間、宮城に帰る勢いで飛び出していこうとするから大変やったんやで？」
…先輩だが勝手に色々バラすんじゃねーよ、と言いそうになった。
侑「ほんでな「宮さん、そろそろ返してください」
あ、」
まだまだ話を続けようとする宮さんの手からスマホを抜き取った。文句を言ってくる宮さんが俺のスマホのスピーカーをタップする。
っ、この人は……！
…………まぁいい。
何を言っても無駄な気がする。
とにかく、Aの安否を確認しよう。
影「…で、お前無事なんだな？」
少しの沈黙の後、Aが返事をしたと思ったら。
(…うん、大丈夫。何も無かっ(…Aなら俺といるから問題ない)
ぇ、)
＿＿＿＿＿＿＿＿…は？
その、声は…
影「…っ、！？う、ウシワカ、？」
侑「はぁ！？」
星「なんだと！？」
突然の牛島さんに思わず…、わりとでけぇ声でウシワカ呼びをしてしまった。
それに反応して丁度通り掛かった井闥山の佐久早さんまでこっちにやってくる。
(あぁ。…うちの学生に部屋に連れ込まれそうになっているAを偶然見つけて保護した。安全のため、俺が今日Aに付き添うからお前は心配しなくていい)
それだけ言ってプツッと切れた電話。
影「………は？」
侑「え、Aちゃん部屋に連れ込まれそうになった、って…
……え！？てゆーか牛島くんとAちゃん今一緒におるん！？」
星「いや、白鳥沢結構治安悪いな……？？」
佐「…ねぇ、今の電話若利君？」
好き勝手言われているが、俺はそれどころじゃない。
連れ込まれそうになった……って、
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くうはく(プロフ) - あっぴーさん» 確実に入っちゃいますね…、もうほんとに無駄に長い！！纏めれなくて申し訳ないです🥲💦 (1月28日 19時) (
レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - もしや次で10章入っちゃいます？ (1月27日 23時) (レス) @page50 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - あっぴーさん» あっぴーさんんん…！！夢主ちゃん褒めていただけるの本当に嬉しいです🥲🫶兄対しては稀すぎるデレなので貴重回です(とは) (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ツバサさん» ツバサ様！無駄に長くて申し訳ありません…！！駄文多いのどうにかしたい…。褒めに褒めて頂き感謝です😭🤍くうはくの妄想が詰まったお話となっておりますがこれからも更新頑張ります！！ (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - デレ夢主ちゃんもよいの〜いやされる (1月18日 17時) (レス) @page49 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くうはく | 作成日時：2023年10月9日 10時
