第411話．夜風 ページ31
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『ふぅ〜、いい湯だったぁ…』
お風呂上がりの火照った体に少し冷たい夜風がちょうどよく私の頬を掠める。
タオルを肩にかけ、私は白鳥沢学園での自分が泊まる部屋(体育館のすぐ近く)へと帰ろうとしていた。
何故今日から白鳥沢に泊まることになったかと言うとたんどんに昨日電話で「お前の部屋用意したから泊まれ。暗い中帰らすのはこっちとしても面倒なんだわ(脅し)」と言われたのと、
…十中八九、岸もんのせいです。
聞いたの私だけど昨日あんな、こ、告白、…なんてものをされてしまい気まず、これからどうすりゃいいんだとか考えてた私の気持ちなど露知らず。岸もんは今日も今日とて大祐とリビングで爆睡(大祐は床、岸もんソファー)
え、ふざけてない…？
仮にも昨日告った相手の…、気まずいであろう相手の家で堂々と寝てるなんてふざけてない？？
まぁ大祐がどうせ押しきったんだろうけど…さすがにいないと思ってたから今日の朝、リビングに入った瞬間叫びそうになったわ。
『ほんと、考えることが多すぎる…』
頭抱えるわ、もう。
なんて思っていれば、
ヴーー、とスマホが鳴った。
相手なんて見なくてもわかるけど。
『…もしもし？』
(今平気か？)
『大丈夫〜。で、飛雄ちゃんや。今日はどうだったの？』
(やべぇ)
どうやらあちらの合宿はやべぇの一言に尽きるそうで。
ついつい笑ってしまった。
(周りのうまさに引っ張られる。すげぇバレーが楽しい)
『おぉー、そりゃあよかった』
電話している間に部屋の前まで辿り着いたので鍵を探そうとカバンの中を探りながら話を聞く。
(…でも、)
『ん？』
(早く、お前に会いたい)
思わずゴホッとむせた。
そしてなんなら動揺しすぎてカバンの中から見つけ出した鍵もカチャン、と地面に落ちた。
『っ、』
〜〜〜ｯこいつは…！！
なんてことを言いよる！ほんとこの人最近甘すぎないか！？電話って心臓に悪いんだよ！飛雄の声がダイレクトに耳に響くし…！！
『…あ、あのねぇ、とび、「あれ、君バレー部の体育館にいた子じゃない？」
……え？』
「あ、やっぱそうだ。つか近くで見るとめちゃくちゃ可愛いな…！？」
「お風呂上がりじゃん。超いい匂いする」
「なに、電話中？俺らとも連絡先交換してよー」
『ぇ、ゃ、それは…』
おそらくここの生徒。こんなチャラそうな人達白鳥沢にいたんだな…、驚きだよ…なんて思っていれば。
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くうはく(プロフ) - あっぴーさん» 確実に入っちゃいますね…、もうほんとに無駄に長い！！纏めれなくて申し訳ないです🥲💦 (1月28日 19時) (
レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - もしや次で10章入っちゃいます？ (1月27日 23時) (レス) @page50 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - あっぴーさん» あっぴーさんんん…！！夢主ちゃん褒めていただけるの本当に嬉しいです🥲🫶兄対しては稀すぎるデレなので貴重回です(とは) (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ツバサさん» ツバサ様！無駄に長くて申し訳ありません…！！駄文多いのどうにかしたい…。褒めに褒めて頂き感謝です😭🤍くうはくの妄想が詰まったお話となっておりますがこれからも更新頑張ります！！ (1月27日 16時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
あっぴー - デレ夢主ちゃんもよいの〜いやされる (1月18日 17時) (レス) @page49 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2023年10月9日 10時
