第40話．天才 ページ41
引き続き及川side
及「…そうだね、嫌いだよ」
『…ですよね。言うと思いました。
でも…、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿"天才"と"飛雄"は違いますよ』
及「…どういうこと？」
何を言っているのかわからない、
というか話が見えない。
『…たしかに飛雄はブロックもレシーブもトスもなんでもそつなくこなします。…でも完璧なんかじゃない。…飛雄、バレーを辞めたいと思った時期だってあったぐらいですから』
及「…！？」
『及川さんは努力して努力して努力したからベストセッター賞をもらうほどの実力になったと貴大から聞きました』
及「……」
『…中学の頃、飛雄言ってたんです。先輩にすごいセッターがいる。俺はあの人をいつか超えたいって。その先輩って…たぶん…というか絶対及川さんだと思います。飛雄にとって…及川さんは目標であり、超えたい人なんです。
貴方を超えたいがために
＿＿＿＿＿持ってる才能を磨き続けてる。
毎日毎日、大量の汗をかいて、努力をし続けてる』
及「…うん」
だからそれが更にムカつく『だから飛雄をそんな風にさせる及川さんはすごい人だと私思ってます』
及「…え？」
『えぇーっと、……何が言いたいか、自分でもよくわかんなくなってきたんですけど、私的にですよ？？…及川さんが天才だって思ってる飛雄に目標にされてる及川さんはもっと天才なんじゃない？？とか思っちゃうわけですよ。
だから及川さん天才嫌いとか言ってるけど自分も天才じゃん、みたいな…？？
やばい、すみません。ほんとに意味わかんないですね…』
Aちゃんは困ったように笑った。
…まさか飛雄がそんなことを言っていたとは。
"超えたいがために＿＿＿＿
持ってる才能を磨き続けてる。"
か。
及「……ふっ、あははっ。
やっぱりAちゃんはおもしろいね｣
『え、笑うとこですか？？ツボ絶対おかしいですよ！真剣な話してたのに！！……というか笑いすぎです！及川さんにそんなに笑われると私不愉快です！』
及「なんでよ！！！」
俺はプンプンしながらAちゃんを見た。
…どうやらAちゃんもこっちを見てたようでバチッと目が合う。
『「………、……ふっ、あははははっ！！！」』
理由は分からないけどなんか面白くて、笑いが止まらなくなりお互いのお腹がつったのは2人だけの秘密である。
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くうはく(プロフ) - あみさん» ま、まさか前作を読んでくださってた方がいたとは…！！とても嬉しいです…😭🤍好きになるきっかけって…勿体ないお言葉すぎて…；；；読んでくださり本当に感謝です🙇♂️💦更新頑張ります！！ (3月21日 15時) (
レス) id: a76df16627 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - マッキーのことを好きになるきっかけになった作品のリメイク版…!!嬉しいです🥲🤍 応援してます！ (3月9日 23時) (レス) @page1 id: d1e02efa07 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ナギさん» 全然です〜〜！！😂💦むしろ再確認できてくうはくとしては安心出来ました…！！ありがとうございました！！🙇♂️ (11月2日 8時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - くうはくさん» ほんとだ！調べてみたらそうですね。知らないでコメントしてましたすみません (11月1日 22時) (レス) id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ナギさん» ナギ様……！！コメントありがとうございます…！！確かくうはくの記憶では2022年から法律変わって18歳に引き上げられた気がしたのでそっちに合わしてしまいました……間違ってたらすみません😭💦 (11月1日 21時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2023年4月12日 23時
