第39話．ウォーミングアップ ページ40
．
及川side
及「いちっ、にっ、さんっ、しっ！」
『ごーっ、ろくっ、しちっ、はちっ！』
ただいまAちゃんと準備体操をしております。
試合も近いし、今度こそケガをしないようにと念入りにストレッチをする。
しかし、俺の掛け声に合わせて数えてるAちゃんがすごく可愛いから永遠に見てたい、と思うものの練習試合が終わってしまうのは困る。
早々にアップを終わらせようと俺は終了の合図を出した。
及「よし！おーわり！」
『いざ参ろう』
及「……え？Aちゃんホントに走るの？！監督も冗談で言ったんだから走らなくてもいいんだよ？」
『岩ちゃん先輩に及川さん見張っとけって言われてるので大丈夫です！』
及「…ホントにきつかったらいいからね？」
Aちゃん、
細っこいし、言っちゃ悪いけど運動出来なさそうだよ？
『大丈夫ですってば！これでも私、一応帰宅部だったんで！』
及「そっか、帰宅……え！？そこは運動部だったとかじゃないの！？」
なんの説得力もないよ！？と言うもものAちゃん曰く、例え帰宅部でも動ける系帰宅部らしい。
どんな帰宅部なの(笑)
ほんとツボなんだよなぁ、Aちゃん。
『おいかーさん？？考え事とは余裕ですねッ！！』
そんなこと思っているとAちゃんに置いてかれそうになってるし。
というか結構早い！！
ホントに動ける系帰宅部じゃん、と感心しながらも俺はある事を思い出す。
及「…Aちゃん、飛雄と知り合いだったんだね？」
『もちろんですよ。中学3年間クラス一緒ですし、マブダチですね！一緒にデート行く仲です！！』
及「え！？デート…！？嘘でしょ！？」
『嘘です。でも2人でお出掛けはしますよ』
及「デートじゃん！！！？」
飛雄のやつ、及川さんより先にAちゃんとデートしたことあんのかよ！
やっぱりムカつく！！！
『ところで及川さん。
…昨日、及川さんが潰したいって言ってた後輩…あれ、飛雄ですか？』
…Aちゃんの雰囲気が変わった。
真剣な表情。
だから俺も正直に答えた。
及「…そうだよ」
『……及川さんって、もしかして天才嫌いです？』
Aちゃんのその問いに俺は思う。
自分にはない"才能"を持ってるやつを目の当たりにして、
それが同じ競技で、
同じポジションで、
＿＿＿＿好きでいれるやつなんかいないだろ、と。
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くうはく(プロフ) - あみさん» ま、まさか前作を読んでくださってた方がいたとは…！！とても嬉しいです…😭🤍好きになるきっかけって…勿体ないお言葉すぎて…；；；読んでくださり本当に感謝です🙇♂️💦更新頑張ります！！ (3月21日 15時) (
レス) id: a76df16627 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - マッキーのことを好きになるきっかけになった作品のリメイク版…!!嬉しいです🥲🤍 応援してます！ (3月9日 23時) (レス) @page1 id: d1e02efa07 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ナギさん» 全然です〜〜！！😂💦むしろ再確認できてくうはくとしては安心出来ました…！！ありがとうございました！！🙇♂️ (11月2日 8時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - くうはくさん» ほんとだ！調べてみたらそうですね。知らないでコメントしてましたすみません (11月1日 22時) (レス) id: e35ef3ea0a (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ナギさん» ナギ様……！！コメントありがとうございます…！！確かくうはくの記憶では2022年から法律変わって18歳に引き上げられた気がしたのでそっちに合わしてしまいました……間違ってたらすみません😭💦 (11月1日 21時) (レス) id: 6aeeb22f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くうはく | 作成日時：2023年4月12日 23時
