いや、陰陽師の才能ないんで 10【ぬらりひょんの孫】

第437話．私だって5 ページ9

沈黙に気まずくなり、リクオを部屋から追い出そうとすると、





リ「………、……Aってもしかして、相当僕のこと好き…？」

『……〜〜っさっきからそう言ってるし！というかいつもそう言ってる！！……つもり！！』

リ「……………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

『溜息長』

リ「………………Aが好きすぎてつらい」

『…………別れる？』

リ「死ぬぞ？(食い気味)」

『嘘ごめん私が耐えられんから無理』

リ「可愛い」




リクオは私のおでこにちゅうっとキスを落とす。

というか、顔中にちゅーしてくるんですけど。










……いや、待て。


なんか気づけば押し倒されてね……？？？




『っちょ、リっく、ストッ』

リ「無理」




私が暴れているのを抑えながらもリクオは私の服を少しだけずらし鎖骨にまでちゅーしてくる。




『……んっ、リク「おい、テメェら。戸開けっ放しで盛んじゃねェ」…鯉伴さん！！助け、』

リ「父さんまじ邪魔しないでそこ閉めて(キレ)」

『ッ、鯉伴さ「父さんの名前呼ばなくていいから」

っんん…！』




リクオさんまじスイッチ入ってない！？

落ち着け、頼むから！



呼吸が、できんって…！








ゴンッ








『……へ、』




鈍い音がなり、私の上に乗っていたリクオが急に全体重かけてきやがった。




『っおも、リっく…？……ぁ、鯉伴さんありがと』

鯉「おおA…無理やりやられて怖かったなァ。パパんとこに来な？」




そう言って鯉伴さんは意識の失ったリクオを投げ捨て私を抱っこする。

そして摩擦が起こりそうなほどほっぺスリスリされた。うん、助けてくれたのは感謝だけど。






『そこまで許可してねぇ……結』






ゴンッ






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