第450話.ひとりじめ2 ページ22
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『で、でもそれは過去の話なのでは、』
リ「わかんないじゃんそんなの。あとAと涼宮くん、お互いが言ったこと繰り返し言うクセがあるっぽいし…」
『え、どゆことそれ』
リ「Aが蔵田さん達にはっ倒すぞ、って言ったあと涼宮くんも言ってたし、涼宮くんがレビュー1にするってモンさんに言ったあと、Aも繰り返して言ってた。その他にもたくさんあったけど」
『よ、よく覚えてんな。全然気づかんかった…』
これはまたヤキモチお餅リっくんになってるご様子。
だってなんか口がとがってんだもん。拗ねてる。
可愛いのだが。
『リっく「てなわけで、こっからは僕がAのことひとりじめしていいよね?」』
ジトっとした上目遣いで口とんがったままそんなこと言ってくるから可愛くてしょうがない。
思わずふふ、と笑いがこぼれる。
『いーよ』
そう言って抱きつけばベッドへと押し倒された。
リ「……僕だけ見てて」
『リクオしか見てないよ』
リっくんは何かを噛み締めたような顔をすると、そのままかぶりつくように私の唇を奪った。
『…あ、でも明日本家帰るから見えるとこには付けないでね』
リ「善処する」
『そこははっきり分かったって言って欲しいんよ』
リ「A次第」
『私次第とは?????』
リ「A」
『ん?』
リ「黙って」
『ウイッス』
ムードなんて関係なくふざけてたら怒られました。
(…だからと言って太ももばっか狙いやがって!!)
(僕の、って印がこんなにあると興奮するね)
(やめとけって。キャラ保てって)
(キスマって見えなきゃ意味ないけど、見えて、あー、そういうことしたんだ、って可愛いAを想像されるのも嫌だから困るよね)
(だから落ち着けよ??どうしたんだリクオ(困惑))
(してる最中にちゅーして、ってAが抱きついてきた時なんて僕ほんと死ぬかと思った。殺す気だったでしょ。なんでそんな可愛いの??)
(ワスレテクダサイ!!!!!!!!!!!)
(ああー、Aが欲しい)
(もう全部リっくんのだからこれ以上あげれませーん)
(は?なにそれ可愛すぎない??無理)
(ねぇなんで??なんでまた押し倒した!?)
(Aが悪い)
(ちょ待てええ、……あ、ゆらからメール来てる。げ、竜二クソ怒ってるらしいまじ萎え〜寝ようぜ〜)
(A)
(ん?)
(黙って)
(デジャブ)
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くうはく(プロフ) - ツバキさん» 読んでいただいたこと、本当に感謝いたします…😭✨️そんな風に言っていただけてくうはくは幸せものです。数年かけて書き続けて完結ができて本当によかったです。最後まで読んでくださって本当にありがとうございました!! (10月19日 8時) (レス) id: 11600e3dd5 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - ほんとにめっちゃくちゃ最高、何から何まで好き、この作品に出会えたことに感謝、作ってくれた作者様に感謝、まじでありがとうございます、本当に完結させてくれてありがとうございます、おめでとうございます、神だと崇め奉らせてください。 (10月4日 22時) (レス) @page50 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - 時希さん» よかったです〜〜〜!!!可愛いイメ画ありがとうございました……!!😂🤍 (6月10日 9時) (レス) id: 65b4e9d39c (このIDを非表示/違反報告)
時希(プロフ) - 見れてまーす (6月9日 11時) (レス) @page1 id: 4250a185ea (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ムゥさん» 寛大な心に感謝しかない……頑張って書くね……なんとなく書いてるやつがあるからそれ本格的に書きます……!!!!!;;;; (2023年4月15日 13時) (レス) id: 2ec94b160d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2022年1月27日 21時