第222話.大人の時間 ページ31
学生の時に、って中々ヤンチャだよねうちの親。
だって私で考えると後2年で子ども産むってことでしょ?
……今のとこ考えられん。
父「でも俺、普通に客に結婚してるし子どももうすぐ生まれるって話してたの。てかそれでも人気だったの俺!すごくな「昔から口だけは上手かったものね〜。いらないこと喋るのはこの口かしら?」
ヒィッ、ごめんって貴子!!」
大祐のあごをアッパーする勢いで掴んだお母さん。
そしてお母さんは私達の方を向き、
母「私の旧姓、わかるでしょ?」
『柊(ひいらぎ)でしょ?木へんに冬の…あ、』
父「そういうこと。俺、生涯貴子しか愛さないって決めてたし、そういう仕事だけに名前は貴子に関連するものにしようと思って柊からとって柊(しゅう)にしたわけよ」
そうだったんだ…。
お母さんと大祐の年齢からして学生時代に子ども出来てたのは分かってたけどまさかそんな苦労をしてたとは思わなかった。
母「もう恥ずかしから私達の話は終わり!というかもうお風呂入って寝なさい!皆、明日も部活でしょ?」
気づけばもう12時を回っていて、これ以上はさすがに明日の練習に響くので私達は部屋に行こうと動き出した。
父「おーおー、寝ろ寝ろ!
こっからは大人の時間だからな、はっはっは!」
岸もん「え、俺は帰りますよ…?」
父「帰すわけねぇだろ!俺に黙っていなくなったくせに!」
岸もん「は!?アンタさっき「貴子、柊もウチに泊まるから」
っちょ、柊さん、ふざけないでください!」
隣でギャーギャー騒ぐ大人達を呆れたように見る高校生組。
皆におやすみ、と言われて私は自室、皆は客間に戻った。
『なんか…いろんなことがあったな』
今日は岸もんの新鮮な姿が沢山見れて嬉しかったり、大祐がお母さんのこと語る時はちょっとだけ、ちょっとだけだけどかっこいい、と思ったり、逆にお母さんが大祐に対してほんの少し照れたりなんかもして…。
私の知らなかった一面が知れてよかったって、今日はすごくいい日だったなって思える1日を過ごす事ができた。
『というか岸もん金髪だったのか…』
想像つかない…、気もしなくもない。
とにかく焼肉も食べて岸もんや大祐、お母さんのいろんな話が聞けて楽しかった。
『……今日はなんだかいい夢見れそうだ』
そう呟き、私は目を閉じた。
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くうはく(プロフ) - mrym919mtkさん» お返事遅くなりすみません…!!初めまして!!はいきゅとして見に来てくださってるはずなのにオリキャラ癖強くて本当に申し訳ないです…🥲💦そう言っていただけて本当に感謝です…!!こちらこそ読んでいただきありがとうございます🥹🤍 (2月29日 14時) (レス) id: a76df16627 (このIDを非表示/違反報告)
mrym919mtk(プロフ) - 初めまして!岸もんのかっこよさにキュンキュンして我慢できずコメントしました!岸もん最高です!ありがとうございます! (2月20日 15時) (レス) @page6 id: 225e0a3430 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ねこさん» コメントいっぱいくださって嬉しいです…!!ねこさん!!😂🤍もちろん出ますよ〜!!学校行事……!!岸もんを出したいがための学校行事…!!岸もんファンクラブめっちゃ笑いました(笑) (5月17日 10時) (レス) id: 65b4e9d39c (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - お前どんだけコメントするんだってくらいコメントしてますけど…!!!!文化祭でも岸もん出てきますよね!?出てこなかったら岸もんファンクラブの皆さんが泣きます!!!!! (5月16日 23時) (レス) @page46 id: 171f02c4a7 (このIDを非表示/違反報告)
くうはく(プロフ) - ねこさん» 岸もん人気で嬉しすぎます…😭…ちょっと予想外すぎて戸惑っておりますが考えます!(今のとこ誰とくっつくとかくうはくもまだ分かっておりません…笑) (5月16日 23時) (レス) id: 65b4e9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くうはく | 作成日時:2023年5月10日 21時