【HQ!!】1年5組の花巻さんは有名らしい 5【青葉城西】

第219話．止められない ページ28

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母「もう何よA〜、こんなにイケメンだなんて聞いてなかったわよ〜？あ、英くん！おかえりなさい〜ほらほら、入って入って！」

岸もん「え、あの俺は…！」

『……岸もん、上がっていきなよ。あの状態のお母さん止められないし…』




うん。お母さん、すごくイキイキしてる。
そういえばお母さん入学式も来てないし岸もんに会うのは初めてなのか。

お母さんが岸もんの腕を引っ張りながらリビングの扉を開けると、




花「A！そこに座れ！！………って岸もん？」

岸もん「…よォ」

及「なんで岸もんがいるの……？？」

松「てか結局どこ行ってたんだっけ？」




でたよ、毎回恒例の質問攻め。




母「岸もんっていうあだ名なの〜？岸もん先生！お茶がいい？コーヒーがいい？それともお酒？？」

岩「貴子さん…テンション高ぇな」

花「…何だかよくわかんねぇが、とにかく！！お前らはこんな時間まで何してんだ？」




おおう、珍しく貴大が優しく聞いてきた。
たぶん岸もんとかお母さんとか、色々びっくりしすぎて理解が追いついていないのかもしれない。




国「えっと…、




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿寝てました」




紛うことなき真実を英が述べる。
うんうん、と私が頷くと皆は困惑気味の顔を浮かべた。




花「…はぁ？」

金「え、国見？寝てたって…」

岸もん「…あーっと、説明するとだな、補習が終わった後、まぁコイツら頑張ったから焼肉しようってなったんだよ。そんで俺んちに行って焼肉してたら全員寝てた、みたいな？だから悪いのは俺だからあんまそいつら責めないでやってくれ。頼む」

『え、ちょ岸もん！？悪いのは岸もんじゃ…もごっ…、』




…待って、そんな実力行使する？(岸もんに口を手で覆われる)




松「…じゃあさっきまで岸もんの家にいたってこと？」

母「まぁ、そうなの？Aも英くんもあんまり先生にたかったらダメよ？すみません、先生。お礼と言っちゃなんですがご飯食べていってください」




岸もんがなんだかいいやつ。
なんか庇われっぱなしってのも性に合わないしお母さんの意見に賛成「いや、俺は大丈夫です。今日は本当にすみません」




花「いや、岸もん。バカどもが世話になったからまじで食べていって「たっだいま〜」

…うわ」




バンッ




父「この靴の多さはバレー部だな〜？元気にしてたか〜？？皆の大祐さんが帰ってきたぞ〜！！



……って、







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＿＿＿＿＿＿＿え、お前………、柊？」

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